昨日は、東京でM&Aの相談でした。
昨年は、日本企業に関するM&Aの件数が、
初めて3,000件を超えました。
30年前の10倍です。
特に、親族以外への事業承継が増えています。
最近の事業承継先は、
親族への承継が34%
社員への承継が26%
他人への承継が39%となっています。
これらのうち、親族以外への
『経営権』と『株式』の譲渡が
M&Aとなります。
M&Aの件数の増加に伴い、詐欺とも思われる
質の悪い業者が乱立しています。
クレームも増え、訴訟に至るものも沢山あります。
私達の事務所にも、そんな悪徳業者から
『パートナーにならないか?』と、
お誘いが頻繁にあります。
会社の、他人への譲渡は、通常、
仲介業者を通して行います。
金沢においても、訴訟には至らずとも、
仲介業者の話しが違うと、
泣き寝入りするケースを沢山見ています。
そんなケースは、決まって、
仲介業者は、報酬が入る譲渡時をゴールに考えています。
仲介業者は、通常、
譲渡企業の総資産や譲渡金額を基準に
その 〇%というように報酬を決めています。
『企業を買った後は、自分でやってください。』
通常の企業を経営する上でも、
スタッフの共感を得るのは難しい。
まして、購入した企業においては、
買われた会社のスタッフは、
新しい経営者に対して鎧をかぶる。
信頼関係を構築するのは、更に難しい。
経営者とスタッフの想いをつなげる
対策を講じなければ、
退職者が後を絶たない。
こんな結末も少なくない。
今回は、このようなお悩みを持つ
M&Aを昨年行った企業からの相談でした。
M&Aが得意だと言う企業が増えていますが、
『何が得意なのか?』を見極めないといけない。
会社と会社を結び付けることが得意なのか?
会社のスタッフの信頼関係を構築するのが得意なのか?
すでに、会社同士を結び付ける能力は、
買い手企業にとっては、
役に立たない時代になっています。
『譲渡後に、どのようなサポートをするのか?』
これが、仲介業者を選定する大切な基準です。
M&Aで泣き寝入りをする前に、ご相談ください。
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