260号目 先に言うことで安心を提供する。 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

先に言えば『説明』、

後に言えば『言い訳』

 

 

そんな典型的なことがありました。

誰もがあり得ること。

 

 

 

困ったことがあると、

クライアントが相談に来られました。

 

 

 

 

 

キャリアアップ助成金についてです。

そのクライアントは、

助成金をもらうために、

半年以上前から、正社員を採用するために、

Y社の主導のもと、動いて来ました。

 

 

 

 

助成金をもらうには、

様々な条件を整えなければいけません。

そして、

提出の期日がある書類もいくつかあります。

 

 

 

 

助成金は、条件が揃っていないと、

もらえません。

後での小細工は通りません。

事前準備が全てです。

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、

就業規則はつくらないといけない。

 

 

 

社長は、細かい方ではないので、

手続きが間違いなくされるか心配になります。

なので、

 

 

 

私達は、

助成金をもらうと分かった半年以上前に、

「手続きは、どのようにされますか?」

と確認すると、

 

 

 

 

「Y社がしてくれるから大丈夫。」

とおっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

なら安心だと思いきや、

急展開です。

 

 

 

 

 

Y社は、「何もしない。」と。

Y社が言うには、

「既に、就業規則を

作っていると思ってました。」と。

 

 

 

 

 

 

Y社は、確認をせずに、

「多分こうだろう。」という思考で、

動いています。

 

 

 

 

クライアントの社長は、

「そんな説明は受けてない。」

 

 

 

 

できたばかりの会社で、

社員もいなく、

就業規則はつくっているはずがない。

 

 

 

 

せめて、こんな説明があったら、

問題は起きなかった。

 

 

 

「助成金をもらうには、このような手続きになります。

必要な書類は、〇○と就業規則が必要です。

つくるには、こうする。

ご自身で作りますか? それとも、

〇○円の費用はかかりますが、労務士に依頼しますか?」

 

 

 

 

前置きって、めんどくさい。

言ったばっかりに、

話しがすすまないこともあります。

 

できれば、言いたくないこともあります。

目の前の人に、いい顔したいから。

 

 

でも、安心を提供するために、

言いにくいことを先に言う。

 

 

 

先に言えば、説明だけど、

後に言えば言い訳にしかならない。

 

 

 

 

 

 

 クライアントの社長は、

「前もって言ってくれれば、

こんなことにならなかったのに。」と。

結局、就業規則は、労務士に作ってもらうことに。

 

 

 

Y社の信用は完全に喪失です。

取り返しがつきません。

 

 

 

 

気を付けないといけないですね。

 

 

 

自社のことで言えば、

『融資』については、最初に説明確認をしています。

なので、トラブルになることはありません。

これは別の機会に。

 

 

 

 

先に言えば安心されることって、

あなたの会社にも、沢山あります。

 

 

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