現在、事務所を拡張中です。
そういう話をすると、
クライアントから、こんな質問を何度か受けました。
「社長室は作るんですか?」
「社長室はつくりませんよ。」って
答えますが、よくよく考えると、
その機能を持った場所はつくります。
社長室って聞くと、
応接用の立派なソファーや重厚感漂う社長用のデスク。
そんなイメージが浮かびます。
拡張すると言ってもまだまだ狭いので、
「つくらない。」って言っていたけど、
よくよく考えると、
社長室の効用がある場所はつくります。
『社長室の効用とは何か?』
社員とはスペースが区切られた空間があると、
大きな効用は2つあります。
一つ目は、
『社員との会話が取り易くなる。』
社員との1対1でする会話は、他の社員に聞かれると、
しづらい話しが多い。
だから、周りと遮断された空間があると、
ついつい後回しにしがちな込み入った話ができ、
コミュニケーションの質が上がります。
二つ目は、
『社長の本来の仕事に専念できること。』
目の前に社員がいると、仕事振りが見え、
社員の声が聞こえてきます。
質問に対応したり、指導したりと、
ついつい重要性の低い業務に手を取られ、
一日が終わってしまう。
もちろんこれも大切だけど、
もっと重要性が高い業務に集中できない。
重要性が高い業務とは、
中長期的な視点で、
自分の事業と向き合う時間です。
未来ことを考える時間。
緊急性はないけど、重要性があることに、
第二領域に集中できる、その時間。
非常に大切なんです。
月に1回年12回、持つ会社と、
1回も持たない会社が同じ業績な訳がない。
自分の事業が飛躍するための時間を
クオリティータイムと言います。
まだ私の事務所は工事中なので、
明日は、第二領域に注力するために、
ホテルにこもります。
立派な社長室はなくてもいいけど、
外部から遮断された空間は必要です。
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社長の『お金』と『人』へのストレスを軽減させ、
『納得できる意思決定』をサポートする
金沢の 企業未来デザイナー
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