『金沢２１世紀工芸祭』が１０月１４日から始まっています。
金沢市が開催する工芸の振興・発信するイベントです。
趣膳食彩、工芸回廊、金沢みらい茶会、等々の
メインコンテンツから成り立っています。
本日は、『金沢みらい茶会』の一つのとなる
金沢JC茶道同好会「青宝会」が席主を務める
『青宝茶会』に微力ながら、
ご協力させて頂きました。
会場は、金沢市の宝円寺の二階
窓を覗けば、奇麗な庭園と市内を一望できる
金沢らしさを感じるすばらしい場所です。
が、写真はありません。
２０名の茶席を４席、約８０名の方に
私達が提供するお茶を楽しんで頂きました。
その中で、人気を独り占めしたのは、
この九谷焼です。
左右に飛び出ているのは、耳、
下の方でこちらに飛び出ているのはしっぽ
これは、うさぎなんです。
写真は、後ろから撮っています。
茶道では、茶碗を出されたときに、
自分の方を向いているのが正面です。
この茶碗の場合には、
うさぎが自分の方を向いています。
客は、出された茶碗を大切にするために、
正面を汚さないようにさけて飲む。
自分の方に向いているうさぎを
反対に回します。
２回に分けて、茶碗を回します。
「でかい耳が顔にぶつかるんじゃないか？」
「どうやって回すの？」って、
考えちゃいます。
「ぶつけたら壊すんじゃないか？」
って、不安も。
何と言っても、でかいので
見栄えがあります。
では、その作家さんは、
なんでそんな変わった作品を
作ることができたのか？
その作家さんは、水元かよこさん
加賀友禅工房にて７年間の修業の後、
陶芸を始めた経歴が
この作品を作らせたんです。
『陶芸』と『友禅』のコラボで、
新しい価値が生まれます。
ありそうで、ないコラボ。
陶芸だけではできない。
友禅だけでも当然できない。
コラボだからこそ、できる作品。
新しい価値をつくると、
他との比較を超えた
『自分だけの領域』に持ち込めます。
自分だけでコラボができないときも、
諦めないで。
他人とのコラボがあります。
新たな価値を生み出すジョイントベンチャー（ＪＶ）
あなたは、誰と組むと突き抜けますか？
この『うさぎちゃん』購入をご希望される方は、こちらです。
１０月１９日から２２日まで主計町検番にて販売しています。
http://21c-kogei.jp/contents/kogei-kairo/id/1225
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