254号目 浪費を防ぐ答えは、行動経済学にあった | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

先週のニュースにこんなものがありました。

 

2017年のノーベル経済学賞を、

アメリカのリチャード・セイラー博士が受賞されました。

「行動経済学への貢献」が受賞の理由です。

 

 

 

 

 

『行動経済学』って聞いたのは初めてですが、

生活するうえで、よく使っています。

 

 

 

 

例えば、預金口座を2つ持つ。

預金口座を1つしか持っていないと、

ドンドン使っちゃう。

 

でも、2つあると、少し制御がかかるらしい。

 

『分ける』というのがカギらしい。

 

 

 

 

 

法人を経営されている場合には、

普通、経営者には役員報酬として

定額を法人から支払い、

その中で生活する。

 

足りない場合には、別途法人から出すこともあり、

毎月、いくら使っているのか把握できている

ことが多いのですが、

 

 

 

個人事業主の方は、

給料という概念がないので、

必要なときに必要な金額を出す癖があります。

 

 

 

 

初めてお会いするときに、

こんなことを聞きます。

「毎月、生活費はいくらですか?」

 

 

 

 

 

個人事業主の方は、

「いくら使っているのか分からない。」

「いくら必要なのかも分からない。」

と答えます。

 

 

 

 

 

それでは、

毎月いくら稼ぐ必要があるのか分からない。

 

 

そんなときは、

通帳から実際にいくら使っているのか

確認して頂く。

 

 

 

 

 

 

 

 

その上で、事業に必要な固定費がいくらか?

その固定費を賄うために、粗利はいくら必要なのか?

最終的には、売上がいくら必要なのかが分かる。

 

 

 

 

 

 

 

こんな質問を、よく受けます。

生活費、事業の固定費を

抑えるには、どうするか?

 

 

 

 

 

『行動経済学』を活かすと、

財布を2つ持つんです!

 

 

 

 

生活費、固定費の中身を、

一つひとつ見ていきます。

分割して把握する。

年間の予算を立てるのと同じです。

 

 

 

 

更に、毎月使う前には、

翌月の計画を立てる。

 

 

 

 

 

いつ・どこで・いくら使う。

カード決済も含めて、

全て書き出す。

そうすると、いくら必要なのかが分かる。

 

 

 

 

 

 

使う前に、2つ目の財布から

メインの財布に、当初計画した金額を移す。

ただ、それだけ。

実践している方も、多くいらっしゃいます。

 

 

 

 

実際に使っていくと、

だいだい、その通りになる。

私の場合は、ほとんど交際費です。

 

 

 

 

書いた記録は、昨年との比較、

一昨年との比較が簡単にできます。

 

 

 

 

でも、私は比較をしたくありません。

どんどん増えているのを見たくない。

 

 

 

 

今日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

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