本日は、
設備資金１億円の融資が決まった
クライアントとの打ち合わせです。
新規で事業を行う法人です。
代表は米国出身です。
私達は、
融資の審査が通るように
サポ―トをしますが、
それが目的ではありません。
『経営者が、こうありたいという
想いの実現を、後押しする』
ことが、私達の使命です。
そのために、
可能性を拡げ、
安心して事業を行うことができるために、
融資を取り扱っているにすぎません。
このクライアントは、６階建ての
建物を建てるために
融資を受けるのですが、
建物を建てるには時間がかかります。
設計から建築確認まで２ヶ月
着工から完成までに更に４ヵ月
かかります。
今から準備しても、
完成は早くて来年の３月と、
言われています。
建物を建てるには、
建築業者に、
①着手時、②中間時、③引き渡し時と
３回に分けて、支払うことになります。
それは、
一般的に、建設業者は、
引き渡し時までの建設資金を
自己資金で賄えるほど潤沢に、
資金を持ってないからです。
全ての現場を、
自己資金で賄っていたら、
どんでもない金額になりますから。
なので、発注側は、完成前に
支払う必要があります。
しかし、問題があります。
融資が決まったと言っても、
建設業者が欲しい時期と
銀行が実行する時期には、
ずれがあることがあるからです。
建設業者は、中間時までに３分の２は欲しい。
銀行は、中間時までには半分までしか出せない。
残りは、引き渡し時に。
そんなことも、あります。
融資が決まったからと言っても、
そのことを知らないと、
実際には、契約までたどりつけません。
なので、私達は、
最初の融資審査時から準備をします。
足りないと分かっていたら、
他の金融機関等でつなぎ資金を調達します。
支払いをするために、
融資を受けるのであって、
融資自体が目的ではありません。
支払うことができなければ、
融資を受ける意味がありません。
私達は、
『有機的な融資の実現』を行います。
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社長の『お金』と『人』へのストレスを軽減させ、
『納得できる意思決定』をサポートする
金沢の 企業未来デザイナー
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小林弘昌税理士事務所 代表税理士
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