191号目 資金の調達のポイントは、資金以外にある | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

盆休みを利用して、

大阪から帰省された方から

相談がありました。

 

 

 

 

 

 

 

法人にて事業をされている方が、

「第三者と共同して事業を行うにあたり、

資金の受け入れをどうしたらよいか?」

というもの。

 

 

 

 

 

最近、第三者からの

資金の受け入れの相談が増えています。

 

 

 

 

 

上場して調達したい訳ではないが、

借入や自分の周辺からの協力を超えて

資金を集めたい方です。

 

 

 

 

 

 

 

金額としては、

2,000万円から3億円の範囲

なります。

 

 

 

 

 

 

 

資金の調達には2つの視点が必要です。

1.誰から、集めるか?

2.資金を、どのように受け入れるか?

 

 

 

 

それぞれ、一般的に、

どのような選択肢があるか考えてみました。

 

 

 

 

 

1.誰から集めるのか

 については、以下の通りです。

 

①自分

②親戚、知人等、身の周りの人

③金融機関

④国や地方公共団体

⑤エンジェル投資家

⑥ベンチャーキャピタル

⑦事業関連性のある法人

⑧ネットを通し、不特定多数の人(クラウドファンディング)

 

 

 

沢山ありますね。

詳細については、別の機会に。

 

 

 

 

 

2.受け入れの方法

 については以下の通りです。

 

①借入による

②出資により受け入れ、株式を渡す

③新法人を作り、そこに出資により受け入れる

④寄付・補助金・助成金として受け入れる

⑤その他(商品やサービスの対価として受け入れる)

 

 

 

 

資金を受け入れる側からしたら、

④の寄付等が一番リスクが低いですが、

寄付するって方は、滅多にいません。

 

 

 

①の借入か、

②や③の出資による受け入れが

一般的になるでしょう。 

 

 

 

 

通常は、

これら、1.と2.の掛け合わせにより、

様々な形で、受け入れることができますが、

相手によっては、

受入れの方法が、固定されるものもあります。

 

 

 

 

 

 

ここで、

2.受け入れの方法っていうのは、

『単なる手法』の問題です。

 

 

 

 

 

受け入れにより、

その後の事業への影響はありますが、 

大切なのは、

『資金を提供する方の想いに応えること』

にあると、私達は考えます。 

 

 

 

 

 

 

『資金を出したい!』と言う方は、

何からの形で、

『その企業と関わりたい!』

という想いがあります。

 

 

 

金融機関であれば、安定を重視しています。

元本と金利収入が目的です。

 

 

 

投資家は、配当や売却益が目的です。

 

 

 

 

 

 

今回、資金を出すのは、

『事業関連性のある法人』です。

資金を出す以上に、

その企業に

期待していることがあります。

 

 

 

 

 

 

その裏側には、

資金提供者にとっての課題があります。

その課題を解決しようと想い、

資金を出すこともあります。

 

『その課題を一緒に解決する。』

そんな想いが大切です。

 

 

 

 

 

 

課題が何で、何を期待しているのかを、

しっかりお聞きして、応えることで、

互いの事業が飛躍することに繋がります。

 

 

 

資金提供の話ですが、

資金以外の部分の方が、大切です。

 

 

今日はここまで。

 

 

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