社長の『お金』と『人』へのストレスを軽減させ、
『納得できる意思決定』をサポートする
金沢の 企業未来デザイナー 小林弘昌です。
以前、金沢で 立派な経営者ばかりを対象に、
お金の悩みから解放されて、
本業に専念したい経営者のための
「脱★ドンブリ勘定 実践セミナー」を
開催した際、
事業の経歴が長い先輩経営者さまから、
お叱りを受けました。
「収益性を高めるには、
こんなふうに考えることもできますよ~。」
って、お話しをしたところ、
「今の時代、拡大ではなく、
維持もしくは縮小なんです!」と、
ごもっとものことです。
私の心遣いが足りませんでした。
反省しています。
ある大手コンサルティング会社では、
『下山経営』という言葉を使います。
ご存知の通り、人口ピラミッドは、年代ごとの人口が現わされており、
将来の人口ピラミッドを見ることは、
自分達の事業がどのような環境に向かうのかを知る上で必要です。
総務省の報告では、こうなるらしい。
団塊の世代が全て75歳となる2025年には、75歳以上が全人口の18%となる。
2060年には、人口は8,674万人にまで減少するが、一方で、65歳以上は全人口の約40%となる。
総務省より『日本の人口ピラミッドの変化』参照
事業を拡大したくても、
働く人がいない!
買う人がいない!
なので、
これからは、拡大ではなく、縮小を考える。
これも分かります。
これから事業をする人が、
私のところに、
よく相談に来られます。
そして、
ある程度の事業の見通しを持って、起業されます。
これから登ろうとしている方には、
いきなり下山を勧めることはできません。
しかし、
登山するときは、下山を考えないといけません。
考えないで登ると遭難しちゃいます。
始めた事業、いつかは辞める時期が来ます。
誰かに引き継ぐのか、
廃業するのか、
事業を譲渡するのか、
選択は様々ですが、その決断のときは いつかは来ます。
どこまで登るのか?
いつ降り始めるのか?
登り続けて、終えるのか?
は、考えないといけない。
私は起業して、1年半足らずです。
私も起業するとき、自分の事業の終わりを考えました。
下山の時期は、人それぞれですが、
環境の変化に応じた上で、
どのような軌跡を描くのか?
考えないといけません。
数字を使って考えると、考えやすいですね。
売上高、単価、お客様の人数、従業員数、
給料の額、
どういう軌跡を辿りたいのかを考えると、
よりイメージが膨らみ、
明確な「覚悟」ができますね。
確定申告期限まで、あと2日ですが、
まだまだ終わりません。
残り、東京で2件、金沢で2件です。
期限内に終わらせるという覚悟で、
明日は、東京に行きます。
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