あにき 1977年ドラマ

 

1977年10月7日から1977年12月30日まで金曜ドラマの枠で放送されたTBSの連続テレビドラマ

 

 

配信で見つけたこちらのドラマ 倉本聰の脚本で、高倉健が主演、おまけに助演に

田中邦衛とあっては、もちろんチェックするのは当然であります。

 

 

お話の概要は、東京の下町・人形町界隈。病気で婚期を逃した妹を嫁がせようと苦心

する兄と、周囲の人々との心の触れ合いを描く といったものであります

 

 

高倉健の唯一のテレビドラマ主演作品というだけでなく、妹役には大原麗子、居酒屋のおかみに倍賞千恵子、恩人の娘に秋吉久美子

 

 

幼友達の漫画家で倉本聰お得意のモノローグなナレーションも兼任している滝田ゆう

はり師に大滝秀治、春川ますみ、共演こそありませんが、下條正巳に下条アトム

 

 

特筆すべきは、第一話で鳶職人の一人を演じていた岩城滉一がお薬で逮捕されてしまった為、第二話から阿藤快が代役としてレギュラー出演となっておりました (笑)

 

 

これ以外にも昔からテレビでよく見かけてたのに名前も知らない俳優さん達がこぞって出演されていて、そんなお顔を拝見しているだけでも楽しめるのであります

 

    

 

 野中マリ子さんに石井富子さん、織本順吉さんに、北の国からでは名物シーンになっているラーメン屋の店員でおなじみの伊佐山ひろ子さんなど助演の厚みたるや (笑)

 

  

 

このドラマが制作されたのが1977年、健さんと倍賞さんは「幸福の黄色いハンカチ」と並行して撮影していたようで、調べてみるとこの年、大原麗子さんと大滝さんは「獄門島」田中邦衛さんと下條親子は「八つ墓村」と、凄い年であります

 

 

そんな演者さんからも分かる通りお話はかなり地味、下町の鳶事務所を中心に妹の

結婚話や地域の立ち退き問題、世話になった親方の娘を面倒するうちに恋心を抱く

ようになる健さんのエピソードが人情味たっぷりに紡がれていきます

 

 

前半はちょっと退屈かも知れませんが、中盤からは一気に物語が走りはじめて癖になる面白さ、度々ある喫茶店やおでんの屋台なんかでのワンカットで撮影されているであろう会話の可笑しさと味わいに倉本聰脚本の凄さを感じます。

 

 

全13話という事もあるのか立ち退きの件が結構ふわっと幕引きになっていたり、妹

のかいの恋愛の進展具合が急速だったりするのもご愛敬。ただ、かいの恋人になる立川光貴さんのルックスのインパクトが一番の謎でありました 草刈正雄からの( ´艸`) 

後半の倍賞さんの一件も、、。

 

 

映画ではみられない健さんの下町言葉「てめーバカヤローコノヤロー」の連発や、

かなり面白い困り顔やボケ演技は本作でしか見れないのではないでしょうか?

 

 

「前略おふくろ様」と「北の国から」の中盤にあたる本作、萩原健一、高倉健、田中邦衛と、昭和の俳優さん達は本当に大人だったと思われ、こんな大人になりたいと思うわけで、、。

     

また次回ですよ~!バイバイ