最近観た映画が溜まってしまったので、古い順からその一部をご紹介です

 

 

 ■ TAR/ター

 

 

 

映画のオープニングからラストまで不気味な緊張感と不穏な空気感が漂う独特な世界に飲み込まれるような作品。ケイト・ブランシェットの存在感と凄み、映像の美しさが見事でした。字幕の訳しも良きな一級品でした。が、アカデミー賞ではあの作品が、、?という謎。

 

 

 

 

 

 ■ ナイル殺人事件

 

 

 

 

ついつい1978年版と比べてしまう私の悪い癖、演者の誰一人エジプトには行ってないであろうCGのナイル川クルーズはとっても綺麗でゴージャス。色々と新しい事にチャレンジしようとしているケネス・ブラナーの心意気を感じるものの、、物足りなさはやっぱりミア・ファローの鬼気迫る演技が無いせい、、?お家で手軽にリゾート気分を味わうには最適な作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 ■ SMILE スマイル

 

 

 

 

不釣り合いな場所や状況での満面の狂気的な笑みって人間の恐ろしさが表れてゾンビより安上がりで怖いんですね~。前半の謎の不気味さは良かったんですが、後半は好みが分かれそうなアメリカンなホラー展開になってしまいますが、あの笑顔が脳裏に焼き付いたらもう逃げられません。続編も決まっているようですので、ホラー好きは今のうちにチェックチェックですよ。

 

 

 

 

 

 ■ ヴィーガンズ・ハム

 

 

 

 

完全なお気楽お馬鹿映画だと思ったら、ちょこちょこ風刺や皮肉が入っていたりして流石のフランス映画。ハネムーンキラーズのように肝の据わった女性はおっかないです。ヴィーガンじゃない雑食の私の肉はやっぱり不味いのかな(笑)何より87分という上映時間が内容と相まって丁度いいであります。

 

 

 

 

 

 ■ ノック 終末の訪問者

 

 

 

 

さすがのシャマラン監督、この設定でその先どうなる?とワクワクさせてくれる作家さんでございます。多大なエンディングのオチを期待されてしまうレッテルに応えつつも裏切る手腕は今回も健在で、これまで以上に壮大なエンディングに日本人の私なんかはお口があんぐり。しかし、決して嫌いになれない監督さんなのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 ■ エスケープルーム2・決勝戦

 

 

 

 

前作もたまたま見つけて観た映画のまさかの続編を見つけての鑑賞でした。B級映画感漂う作品ながらセットや映像がなかなか豪華な本作。2作目という事もあってかゲームの内容は前作以上に複雑で、こちらの視聴者は疎外感な気持ちになるクイズ番組あるあるなのですが、それなりに楽しい映画ですよん。

 

 

 

 

 

 

 

 ■ ニューオーダー

 

 

 

 

タイトルとポスターアートを見ててっきりSF映画だとばかり思っていた本作でしたがその内容はかなりリアルでヘビーな作品でした。一瞬で変化してしまう平和な日常の儚さがこれでもかと描かれる残酷なまでのリアリティ。このような映画世界を86分という時間で見せ切ってしまう凄まじい作品で、並のホラー映画よりも怖く、綺麗ごとのポリコレ作品を吹き飛ばす力強さのある強烈な映画で、勇気のある方には是非ともご覧頂きたい稀な1本です。 では、また次回ですよ~! バイバイ