Jatre Specter テーブル筐体のレストア 完了!! | Arcade Cabinet

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自作したゲームコントローラを紹介します


Jatre Specter テーブル筐体のレストア完了しました。


筐体の側面にある、金庫のふたがなくなっていたので、自作する事にしました。
MacのiDrawで作図、ノコギリやジグソーは苦手でうまく切断できないので、いつもレーザー加工機で作ります。側面のふたは16mmの厚さなので、5.5mmも木材を3枚カットし重ね合わせて作ります。


レーザー加工機は非常に便利で、作図さえすれば、小物なら短時間でカットできます。(10分ぐらい)
先日購入したレーザー加工機は安かったので問題なく使えるか心配でしたが、非常に良い物でした。買ってよかったです。ソフトも使いやすいです。


右はJatre Table Break 4の筐体の物です。デザインがほぼ同じなので、採寸しほぼ同じ形の物を作りました。


鍵は芝商事さんで新品を購入しました。1個¥680でした。
黒のビニールシートを貼ったところです。見えないところはアバウトにカットしています。


鍵の種類は違いますが、いい感じに出来上がりました。


違和感ないです。


内部の金庫はさびていたので、ダイソーで買った針金たわしで研磨


さびを取ったところです。
以前は、さびた部分はメッキ調スプレーなどでごまかしていましたが、さびをきちんと取って研磨した方が良い事がわかり、最近メッキ調スプレーは使わなくなりました。


次にカラーセロファンを使って、白黒の画面に色を付けます。


オリジナルのモニターです。


手持ちのモニターにセロファンを貼るとこんな感じに。


しばらく遊んでみました。カラーセロファンあまり好きになれませんが、オリジナルを追求します。


最後はインストです。
筐体を分解する時に、一部破いてしまったので、作り直しました。
iDrawでベクターデータでの製作です。オリジナルに近づけるためにはかなりの労力を要しますが、気合いで作ります。


色は、経年劣化による変色を想定し、元の物よりやや濃くしました。


SPECTERの文字のデザインとても好きです。


インクジェットプリンターで印刷後、ラミネート加工。その後、レーザー加工機でカットします。カッターやはさみでカットすると「手作り感」がでますが、レーザーでカットすると「手作り感」がなくなり、本物っぽくなります。
下がオリジナルのインストです。


四隅にセット


こんな感じになりました。カラーセロファンは、自分的には好きになれなかったのでやめました。木目調の天板が、フローリングの床と、40年前の家具調セパレートステレオにすごく合っています。
しばらくは、このテーブルでワインを飲みながらジャズのレコードを聞きたいと思います。