ゼビウスミニ卓上筐体の製作 その5 | Arcade Cabinet

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自作したゲームコントローラを紹介します


ゼビウスミニ卓上筐体の製作の続きです。だいぶ完成に近づきました。


14インチブラウン管のエスカッション(ブラウン管を保護するパネル)を制作しました。
ブラウン管の表面の湾曲に合わせて木枠を作ります。


最初に作った物がサイズが合わなかったため2回も作り直しました。


Atari Xeviousの筐体ベゼルを参考にイラストを印刷し、エスカッションに貼付けます。


サイズを小さくしたため、オリジナルより枠の幅が狭いためデザインを変えています。
この前面に保護とスモーク目的で5mmガラスを取り付けます。
ガラスは、インターネット上の「コーワ ガラスショップ」さんで5mmのグレーのスモークガラス(320x340mm) 角磨き仕上げ(エッジ処理)で4,320円(送料込み)でした。
ガラスはアクリル板と比較し傷がつきにくく質感が良いため、少し高いですがお勧めです。上の写真はガラスを取り付ける前です。


次にスピーカーボックスです。
筐体上部の飛び出た部分をスピーカーボックスにしました。


出来上がったスピーカーボックスです。スピーカーのユニットはしっかり作らないと低音が出ません。密閉型でデザインしました。


底のパネルも作りました。


側面の板の断面にTモールを挿入するための溝をトリマーで彫りました。
トリマーはものすごく高速で回転するドリルみたいな物ですが、素人が扱うには危険そうです。いつもドキドキしながら使っています。


JAMMA規格で配線し、まず60in1基板をつないで遊んでみました。
ブラウン管を採用したためか、以前制作した「Donkey Kong Cabinet」より本物に近づいた感じがします。

あとは、側面のイラストです。サイズが560x500mmあるため手元にあるA3プリンターでは印刷できません。インターネットで知った「プリントSTUDIO」さんにお願いしようと思います。イラストレーターで自分でデーターを作る必要がありますが、1x1mの看板用塩ビのり付きシート印刷がラミネート加工ありで3,800円です。
初めての試みですが、注文してみました。

結果は次回報告します。