資金繰り悪化の原因をみつける | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

資金繰りが苦しいと思ったらその原因と経営状況を確認します

あたりまえのことのようですがほとんどの社長は先送りにします。

社長から個人的借入をして資金を補います。資金繰りがよくなれば返済します。手軽で悪い方法ではありません

問題は資金繰り悪化の原因を対策していないところです

多分その後も同じ繰り返しです。

多くの中小企業では社長個人の
借入金残高が固定化して毎年
残高が増えています

社長が資金繰りのどこに問題があるか追及しないと誰もその問題を解決できません。

会社の顧問税理士と
次のポイントを確認して下さい。
顧問税理士がいない場合は
コンサルタントなどに依頼して
下さい。

 会社業績悪化によるものか

  • (外部環境・内部環境の視点から探る)

  • 資金繰りの苦しさ(悪化)は
  • 一過性・季節変動によるものなので回復するかどうか会社内部の機能不全によるものなのか
  • (売上原価・販売管理費増大、過剰在庫など)

  • 経営全体の問題
  • (赤字体質・累積赤字・債務超過など)

資金繰りが苦しいと思った時の初期の見極めが重要です