現在、9歳になる
マイペース自閉症の
アラジンの日記です
特別支援学校に
元気に通学しています
続きになります→
パパさんはアラジンに優しく落ち着く様に
話しかけていました。
私はすぐには話しかける気持ちには
なれず、、パパさんにその場をまかせしていました。
投げた食事はきれいに片付け、
アラジンも落ち着いている様子でした。
落ち着いたタイミングをみて、
パパさんは冷蔵庫に残っていた食事をお皿に
入れ出しました。
大騒ぎで、いつもの食事の時間よりもかなり
遅くなっていました。
アラジンはパパさんと食事を取りはじめました。
食事の間は、話しかける事もせず
静かに見守っていました。
私はソファーでその様子を横目で、
見ていました。
“よかった…落ち着いてるな…”
そう思っていました。
しかし、、、
ガシャーン
再び、お皿を投げたアラジン。
静かな部屋に食器が転がる
音が響きました。
あ、、、
ダメだな。
今日はダメなんだ。
寝て、
次の日になるまでダメな日。
私は一度沸点までいったので、
もう怒る気持ちは
一切ありませんでした。
ダメな日なんだと諦めていました。
投げたお皿を見ながら、
私とパパさんは一瞬固まっていました。
次の瞬間、、
パパさんの顔がみるみるうちに、
怒気を帯びた表情に変わりました。
私と同じ状態になってしまったのです…
つづく→
貴重なご意見、あたたかいコメント、
いつもありがとうございます
Thank you
コメントでも頂きましたが、
食事を投げらたことへの怒りは
食べ物を粗末にした事も
もちろんありますが。
それ以上に、
頑張って家族の為に作ったのに…
その気持ちの方がやはり私は大きかった
と思います。
子供には無償の愛…なんて言いますが。
子供は、自然とコミュニケーションの中で
愛情というものを親に返してくれている
のだと私は感じます。
ママのご飯美味しい、
ママ、
と言ってくれるだけで
嬉しいものです。
その喜びによって、
子育てが大変でもあっても
親は頑張れるパワーを子供から
もらえているのだと思います。
夫婦でも同じです。
私はパパさんの結婚する時に、上司から言われた言葉があります。先日、そのことをパパさんに話すと。。。すっかり忘れていましたが(笑)
上司の方に言われた言葉は、
感謝を
忘れたらいけない
上司『お互いに感謝を忘れたら終わりや経験者は語るだからな。』
と言われました。上司の方は、離婚の経験がありその言葉にはとても重みがありました。
夫婦もギスギスしてしまう時は、
お互いに感謝を忘れてしまっている時のように思います。
人間は打算的な部分をもっています。
見返りがほしくなるものなのです。
重度の自閉症の事の生活では、
感謝はもちろん…
愛情表現を多く
求めることは難しいです。
常に無償の愛で接していないといけません。
それが、時に心が疲れてしまう
原因にもなっています。
それでも、日々の生活の中で
我が子が時折見せる可愛い笑顔に
私もパパさんも癒され、
愛情を感じ、
暮らしています。
そうであっても、、
やはり問題行動があると、
無償の愛で包み込む事が
出来なくなってしまう事もあるのです