「世田谷区一家殺人事件」 一橋文哉 57冊目読了
迷宮入りとなっている世田谷一家殺人事件について
丁寧な取材を通して分かってくる異常な世界。
どのような理由があったにせよ、ここまで残酷に人を
殺害できるのか。本筋で話されている事件の背景とは
別にそんな感想を持ちました。
今年も残すところ1週間。また、1年の振返りをしなきゃ
いけないなぁ。
「崩れる脳を抱きしめて」 知念美希人 54冊目読了
久しぶりに読むたびにドキドキした恋愛サスペンス。
いくつもに張られた伏線が最後のクライマックスで
解きほぐされていく快感は感動もの。
「逆説の日本史 古代黎明編」 井沢元彦 55冊目読了
歴史を、特に謎の多い古代黎明期を考えるに当たって、
こんな推理の仕方もあるのかと感心させられた一冊。
少し、作者の学会に対する不満がひつこくて気になったが、
楽しめた。
「精神科に行こう」 大原 広軌 56冊目再読了
以前に何度も読んだ本ではあったが、何気無く読み返したく
なって手にとった。自分が脳患いでさる再認識と薬に頼る
ことの精神的抵抗を柔らかく解きほぐしてくれる本。
後2冊買い溜めてるけど、やっぱり年内に60冊は無理かな?
鬱期がなければ軽くクリアできてたろうに、苦しんだ2ヶ月
が勿体無い。もっと早く医者に相談して薬を処方してもらえば
よかったよ。
「こころが雨漏りするときは」 中島らも 52冊目 再読了
「医学常識はウソだらけ」 三石 巌 53冊目 読了
9月ごろから鬱がひどく、今通っている病院で、
気分安定薬(デパケン)を処方してもらった。
2週間ほどしたら、効果が出てきて、今は、
通常の状態(?)まで戻ってきた。
好きな読書も再開できたし、音楽も聴けるようになったし、
飼っている犬も可愛いいと再び思えるようになってきた。
薬の力は凄い。あんなに落ち込んでどうしようもなかった
のに、こうしてブログも書けるように元に戻してしまう。
今日は、会社をズル休みしてしまったが、時には
こういう息抜きを出来る余裕みたいなものも必要だと思う。
ハンドルの遊びみたいなもの。
鬱の時も躁の時もこころは一杯一杯で余裕がない。
前回のブログでは悟りきったような偉そうな事を書いて
しまったが、それも通常の気持ちの状態じゃなかったの
ではないかと、今は思っている。
毎日生きる。素直に。その積み重ねが大切なのだ。
慌ただしく、前夜式、告別式と慣れない、また初めての
プロテスタント式の葬儀を終え、昨晩は遅くまで、妻と娘と
3人で母の思い出を語り合った。
疲れを実感していたこともあり、昨晩は久しぶりにぐっすりと
眠りにつくことができた。
朝から、告別式に参列いただいた近所の方々にお礼を言って周り、ようやく人心地ついた感じ。
式の間は喪主ということもあり、常に緊張していたので、
今日は肩の荷がやっとおりたこともあり、少し心が軽く感じる。
まだまだ、遺品整理や相続のことなどもあり、バタバタした日が
続くだろうが、人の親としてやらなければいけないことを
たくさん両親から教えられた気がしているので、次は自分が
親として、しっかりとしていかなければと感じた。
病を背負っている ことなど言い訳にはならないのだから。
両親から一番それを教えられたと思っている。
「教団X」 中村文則 50冊目読了
「ラストレシピ」 田中経一 51冊目読了
読後感想はそれぞれ面白かったのだけれど、それは
横に置いとて、今日は別の感想。
今日、母の担当医に呼ばれ病院へ。
流動食を受け付けなくなっていて、点滴でしか今は
栄養を取れていないので、このままだと1ヶ月もつか
どうかだと。
呼び出されていた時から予想していた内容だったので、
特に驚きもなかったが、果たして母親に何か
親孝行的なことをしたことがあっただろうかと思った。
強いて挙げるなら元気なうちに孫の成長を見せられたこと。
父が亡くなり、私も精神を病んでからは、辛く当たることの
方が多く、多分寂しい老後を過ごさせてしまったという後悔
のみ。
脳幹に梗塞ができてコミュニケーションが取れなくなってからは
病院で過ごすこと3年以上。
梗塞ができた時に良かれと思って延命処置をしたが、
果たしてそれが本人が望んだ終末医療だったのか。
後2ヶ月ほどで90歳の誕生日を迎えるが、
いつか母に対して行った業が自分に返ってくるような気がして
ならない。