記憶を失うと言う恐怖 | ぴーやんのブログ

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「明日の記憶」    萩原 浩    15冊目読了

「天才」       石原慎太郎   16冊目読了

「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」   17冊目読了

 

アルツハイマーでは無いと思うのだが、(多分、年のせい)最近、記憶がよく飛ぶ。

嫁さんからのお勧め本の「明日の記憶」を読んだせいでもあるのだろう。

渡辺謙が主演の映画を見に行った記憶は鮮明にある。あの時の感想も将来、自分がそうなったらどうしようと言うものだった。

記憶障害に関しては、双極性障害になったと分かった時から頻繁に気にしていて、

薬の副作用では無いかとか、若年性アルツハイマーでは無いかと心配し、

その時に罹っていた医院で何度もテストを受けたりもした。結果は問題ないと言うことだったけれど。

もし、自分がその病気に罹っていて宣告されたら、癌と言われるより恐怖を感じるに違いない。

日に日に自分が自分で無くなって行く描写は、真に迫っていて、そのラストは哀しいものがある。

何よりも家族に迷惑をかけるのが辛い。

良い薬が開発されることを望む。