京都府立植物園 植物生態園のナツツバキ(沙羅の木) | 団塊ジイジの Photo Diary

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旅と散歩が大好きで、カメラを持ってブラブラしています。

京都御苑の閑院宮邸跡を訪れた後、いろいろ回って(省略)北山に向かいました。

 

久し振りの府立植物園で北山門から入りましたが、写真は南の正門から始めます。

 

植物園は開業以来100周年を迎えました。

 

クスノキの並木。

おそらく100年前の開園とともに成長してきたのでしょう。

夏場も適切な木陰を作ってくれます。

クスノキって長寿だから100年なんてひよっこかもしれません。

 

先ずは大好きな植物生態園の森の様子から始めます。

 

 

湿地帯では半夏生が咲き、葉も一部が白くなっています。

今年の半夏生は7月1日です。そろそろですね。

半夏生の日にはタコを食べるとか言いますが皆さんはどうですか?

 

合歓の花。

 

レンゲショウマが花芽をつけています。

もうそんな時期なんですね。

 

ホタルブクロ。

今年は蛍に逢わず終いです。

 

ノカンゾウにクロアゲハが飛んできました。

漢字で書けば「野萱草」、ワスレグサ科の多年草。

 

ハナイカダ(花筏)に青い実がなっていました。

 

ギボウシ。

 

イヌヌマトラノオと表示がありました。

トラノオの仲間もよく似ています。

 

ハマゴウの花が咲いてました。

浜栲、浜楮、浜香 などの表記があるようだ。

いずれにしろ’浜’がキーワードで海岸に所縁の植物です。

自分の知っているところでは渥美半島の伊良湖岬、砂浜一面に群生しています。

線香の香り成分にもなるようです。

 

なぜかここで見るハマゴウは自分のイメージよりも大きめです。

潮の強い環境ではないので木も大きめになるのでしょうかね。

 

ミソハギが咲き始めていました。

背丈はかなり高いのでエゾミソハギでしょう。

’ミソハギ’、’ミゾハギ’のどちらか迷いますが’ミソハギ’が正しいようです。

漢字で書けば’禊萩’ですから、こちらは’蝦夷禊萩’です。

ミソハギの方が丈が低く、少し開花が遅いようです。

お盆の頃に咲くので盆花とも

 

カリガネソウがもう咲いてました。

カリガネソウ、シソ科の多年草です。

雁金草、雁草と書く、別名のホカケソウ(帆掛草)の方がしっくりするかも。

 

ムラサキシキブも咲き始めてました。

光る君への紫式部です。

丈の低い紫の果実が鈴なりになっている低木を見かけるが、

ほとんどが紫式部と呼んでますが、コムラサキ(小紫)のことの方が多い。

紫式部は人の背丈よりも高く、2m以上はあります。

 

ナツツバキ(夏椿)、沙羅とも。

祇園精舎に咲くという沙羅双樹に似ていると言われ、

寺院ではこの木を沙羅双樹になぞらえて植栽されています。

 

最期はクマノミズキ。

少し遅かったようです。

 

次回はやはりこの時期なので紫陽花の様子をアップします。

植物園の紫陽花、本数は多くないようですが種類は多いです。

それでは次回に

 

2024-6-24 京都府立植物園にて

ご訪問ありがとうございました。