先日の大原行きの続きです。
大原の北にある途中峠越えで大原の里に入りました。
里の駅大原から建礼門院ゆかりの寂光院に向かいました。
寂光院への道は、狭い道でかなり手前の駐車場に車を停めて歩きました。
駐車料金は郵便受けのような箱に入れるタイプのものでした。
訪れる人も少ないのでしょうね。
寂光院への道。
東海自然歩道の道しるべ
後白河法皇の御幸で辿られた道でもあります。
大原女の顔出しパネル。
大原女のモデルは阿波内侍だそうです。
寂光院への参道
青モミジの三門。
青モミジと菊の御紋。
こじんまりとした本堂。
鎌倉時代に再建された本堂が平成になって火事で焼失したのは記憶に新しい。
現在の本堂は2005年に再建されたものです。
御本尊も同時に焼失したが旧本尊とほぼ同じ姿に作り直されました。
本堂でご住職の説明を聞いた後、御本尊と建礼門院、阿波内侍の像にもお詣りしました。
青々とした境内の様子です。
ユキノシタの花が池に映っていました。
秋の花の美しさを連想する秋海棠。
紫陽花もいい雰囲気です。
鐘楼。
♪祇園精舎の鐘の声♪
と琵琶の音が聞こえてきそうです。
汀の池と枯れてしまった千年の古木姫子松。
平地では咲いている沙羅の花もまだ蕾が多かった。
落花している花もありました。
まさに平家物語の一節のようです。
続いて本堂の西側にある建礼門院らが暮らしたという草庵跡に向かいました。
この森の中に庵はあったそうです。
庵跡の標識。
平家物語の最終章 大原御幸では後白河法皇がこの地にあった庵を訪ねた様が描かれています。
何とも寂しいところです。
使用していた井戸跡。
湧水による水の流れ。
周りは苔むした森の中。
苔の森にお地蔵様がポツン。
それでは山門まで戻ります。
途中で見かけた紫陽花達です。
山門に至る青モミジの参道をもう一度振り返り退出しました。
最期に拝観券を添付しておきます
観光客いっぱいの京都ですがさすがにここまで来ると静かで、
寂しいほどの寂光院でした。また秋海棠の咲く頃に来てみたいです。
2024-6-19 大原 寂光院
ご訪問ありがとうございました