5月17日のことです。天気が良かったので久しぶりに大回りをしようと出かけました。
鉄道の運賃は、目的地までの最短距離で計算されたものとなります。
JR西日本の大都市近郊区間では、経路に寄らず最短距離のものとなります。
ただし、途中下車できないとか、同じ駅を二度通っては行けないなどの制約があります。
要は、一筆書きの経路を選択すれば、最短距離の運賃で乗車できます。
今回は、石山から膳所までの150円の切符でびわ湖を一周して膳所に向かいます。
びわ湖一周は湖北の雪景色を楽しみながらの季節が良いのですが初夏になってしまいました。
大回りの経路
経路1 石山 (東海道線) 米原 53.2㎞ 990円
経路2 米原 (北陸線) 近江塩津 31.4㎞ 590円
経路3 近江塩津 (湖西線) 山科 74.1㎞ 1340円
経路4 山科 (東海道線) 膳所 6.2㎞ 200円
総計 164.9㎞ 3120円相当
東海道線で米原へ
経路1 石山 (東海道線) 米原 53.2㎞です。
石山駅列車到着。
右 比叡山、左 音羽山。
到着した電車いつもと様子が違います。
「びわこおおつ 紫式部とれいん」と書いてあるではないですか!
この列車に初めて遭遇しました。
野洲川を越える頃、近江富士。
近江八幡の水田地帯で新幹線と遭遇。
一面の麦畑。
観音寺城麓には安土風土記の里。
米原止まりの電車でした。
しばらく停車するのでラッピングの写真を撮りました。
紫式部 ラッピングトレイン。
敦賀方面の電光掲示板。
シラサギが出発後、近江塩津行きがくるようです。
北陸線で近江塩津へ
経路2 米原 (北陸線) 近江塩津 31.4㎞
米原で近江塩津行きに乗り込みました。
前方を見ると敦賀に向かうシラサギ(左)と大垣方面からの各駅停車が入線してきました。
シラサギは名古屋を出発し、米原で進行方向を変えて敦賀へ行きます。
車窓には一面の麦畑と伊吹山がよく見えるようになりましたよ。
せっかく来たので姉川を待ち構えて撮影。
こちらはびわ湖側で山本山かな?
河毛辺りですが小谷城の撮影また忘れました。
木ノ本辺り。
除雪車と賤ケ岳の景色。
賤ケ岳と余呉湖。
近江塩津に到着するとすぐに敦賀方面から姫路行きの新快速が来ました。
湖西線を山科へ
経路3 近江塩津 (湖西線) 山科 74.1㎞
これまでは琵琶湖の東側を、これからは西側を走ります。
乗り込んだ姫路行き新快速。 ガラガラです。
最近よく見るポスター。
右上の神社行ってみたい。
近江塩津を出発するとすぐ琵琶湖の最北端が見えてきましたよ。
丸い山は先ほども見えた山本山。
冬には山本山のおばあちゃんの塒です。
近江永原停車中に撮影したアオサギ。
近江今津停車中の景色。
電柱の奥に竹生島。
近江今津で前方に8両増結し、12両編成となって姫路に向かいます。
琵琶湖と竹生島、伊吹山。
場所は今津で、琵琶湖周航の歌の故郷です。
近江八幡や沖島。
ここはどこだろう?
右はたぶん鏡山、とすると中央は岡山かな?
近江舞子を過ぎる乗客が多くなり、撮影を中止。
と言うことで山科に到着。
山科駅到着ホームからの景観
山科で湖西線と東海道線が合流します。
東海道線で膳所へ
経路4 山科 (東海道線) 膳所 6.2㎞
膳所駅に到着。
乗車券は記念切符にしてもらいました。
以上150円のびわ湖一周の旅でした。
膳所駅の様子も少しだけアップしておきます。
膳所駅の大型パネル。
本屋大賞を受賞した宮島美奈さんの作品「成瀬は天下を取りに行く」
膳所は作品のゆかりの地です。
膳所からはJRではなく京阪で石山まで戻りました。
2024-5-17 琵琶湖にて
ご訪問ありがとうございました。