こんにちわ
ヤスコロリです
このブログは
美容師で内観実践者
自称 西日本ニックネーム協会会長の
ヤスコロリが
心優しいあなたに
自由と、自分らしさと、感動を伝えるために
毎日綴っております
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7月26日 木曜日 晴れ
5時20分起床
今日は夕方から
koumei君の真実探求講座
その前に二人お客さんをやって
そのあとネイルサロンも行って
大忙し
今日のネイルはピンクグレープフルーツ
最近食べ物画像のオーダーが続いていて
今日はネイリストさんが困惑気味だったので
配合を
ピンクとオレンジ1:1にしてもらったら
なーんか違ったんだよね
ピンクグレープフルーツの配合って
ピンクにオレンジが少し混ざるくらい
なのかもしれないな
でもこれはこれで
可愛ゆし!
ネイルサロンはお店の真上なので
秒で帰って来れる
17時に戻ってばたばた準備してたら
すぐお客さんが来て
18時講座スタート
今回からこの講座でも
ニックネーム制を導入してみた
21日にやった「ソフィエナ村」で
敬語なし&ため口のほうが
断然喋りやすいことに気づいたからだ
今日はレジュメを作らず
全編「思いつきトーク」で
やってみた
結果今日は
過去最高の内容になって
ヤスコロリ的には大大大大満足だった
これまで
人からのアドバイスを素直に聞いて
毎回「トークの着地点」を決めて
やってきたけど
結局私は
決まりごとが無いのが好きだ
って気づいた
ムラがあっても
その時その時に
自分の内側から湧き上がるものを
そのまま表現したいんだ
そうじゃないと
自分のハートが喜ばない
今日講座の中でコウ君に
ブログやメルマガを書くのに
時間がかかる問題を相談した
頭では
ワンテーマを決めて
あとはテーマの説明を
丁寧に書けばいい
そう解っていても
書いているうちに脱線していったり
別のテーマを閃いてしまうことが多くて
結果いつも時間がかかっているのが
課題だと感じていた
それに対するコウ君の答えは
「それがヤスコロリスタイルだから」
いつもながら
無駄のない回答に感心した
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美容師という
「効率」を重視する仕事を
長年やってきたクセなのか
「非効率的なもの」=ダメ
の考えは
なかなか自分の中から消えない
実際問題として
今私は毎日時間に追われ
だからこそ効率を重視して
仕事も生活も自分なりに改善してきた
でも考えてみたら
私はもともと
ものすごく非効率的な人間だった
私は非効率を愛する人間だった
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20歳の時
1年間だけ地元の北海道で
アルバイトをしていたとき
週末にはいつも近所に住むY君と
一緒に過ごした
Y君は中学からの同級生だったが
お互いものすごく仲が良い
というわけではなかった
Yくんは18歳の時
交通事故で半身麻痺になった
しばらく地元を離れていた私は
戻ってきて障がい者になったY君と再会し
それから毎週末
Y君を車に乗せて
一緒に過ごすようになった
中学、高校と
ひょうきんで人気のあったY君だったが
左半身の麻痺で言葉がうまく喋れなくなって
Y君の周りには人が集まらなくなっていた
あの時私は
Y君に同情したつもりはなかった
もしかしたら
サーっとY君から離れていった
周りの冷たさに
反発する気持ちはあったかもしれない
ただ私は近所に住んでいて
やりたいこともなくて
ひまだったから
あまり深く考えないで
Y君の家に通うようになった
★
北海道はとにかく広いので
「ちょっとドライブ」といったって
1時間2時間は当たり前だ
時間はたっぷりあったので
Y君とはいろいろな話をした
今思い返すと
私はY君にキビシめのアドバイスばかり
していたような気がする
身体の改善をあきらめないこと
実家暮らしのY君の「自立」への道
自分の話ばかりしないで人の話を聞くこと
本当に大きなお世話だったと思う
Y君のためを思ってとはいえ
失礼なこともいっぱい言ったと思う
それでもY君はいつも
「そっかぁ」と言って
私の話を聞いてくれた
★
今でも時々Y君のことは
思い出す
福岡に来て美容師になった私は
自分の生活に追われて
Y君と連絡をとらなくなって
ずいぶん後十数年経って
Y君の実家に電話をかけたことがある
「中高の同級生ですが…」
私が名乗ると
「連絡は控えてください」
家族の方にそれだけ言われて
それっきりだ
毎週Y君を連れだして
ドライブしていたころ
私は私自身を
救い出したかったんだと思う
自分の中にある巨大な孤独感を
Y君に投影していたんだと思う
それでも1年半ほど毎週末
Y君と過ごしたあの時間を
私は誇らしくも思っている
未熟で思い上がっていて
親切の押し売りをしていた私だが
やらなくてもいい「面倒なこと」
に飛びこんだ自分の勇気は
褒めてあげたいと思う
あの頃の私は
「効率的」なんて言葉とは
無縁だった
それよりもっと大事なものを
私はYくんから教わったのだ
★
効率を追求すると
便利になるが
行き過ぎると
感動がなくなる
効率的なほうが
後悔も罪悪感も
生まれにくいかもしれないが
感情が動かないことが
はたして本当に良いこと
なのだろうか
あなたの胸が熱くなるには
それ相応の下準備が必要だ
大事なものが
奥から湧き上がって
くるまでには
ハンドドリップ
コーヒーのような
じれったさが
どうしても必要なのだ
ではまた!