薬に対する反応の個人差について
お酒が全然飲めない人、ほんの少ししか飲めない人
いくら飲んでも平常と変わらない人…色々個人差が
あるように
薬に弱い人、強い人などその程度はさまざまです。
少量の薬で十分効果があれば増量しなくてよいのですが
状態を見極めずに画一的に‘充分量’1まで増量することが
推奨されているという現実があります。
そうすると、効果を通り越して
有害事象(副作用)が強く出ることになり…
倦怠感が強くなったり、頭がボーッとする(頭が働かない)
その状態を、人によっては
「やる気が出ない」「家でゴロゴロしています」と
表現して
「うつ症状がひどくなっている」と判断され
更に増量、薬を変えてまた充分量(極量)
「難治性うつ病」という泥沼に陥りかねません。
薬を減らして行くと、副作用が取れて
‘良くなる’ことに…
最近も経験しました。腹立たしくなります。
充分量で良くなることもある
ので難しいということになります。