《会派視察・鳥取県米子市》 地域新電力会社の成功事例に学ぶ | 《久喜市議会議員》新井 兼オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは、新井けんです。

 

会派"久喜みらいの会"は、7月19日から7月21日まで、山陰地方へ行政視察に行ってきました。

7月21日に訪れた鳥取県米子市の「自治体新電力 ローカルエナジーの取組」についてです。

 

 

ローカルエナジー(株)は、鳥取県米子市の地方創生総合戦略の施策の一つとして設立された官民連携の新電力会社です。

その背景は、有志によるドイツ視察でのシュタットベルケ(自治体出資の公社)にヒントを得て、電力の自由化を踏まえ、年間約1,000億円の電気代の県外電力会社へ流出を食い止めるため、エネルギーの地産地消による新たな地域経済基盤の創出を目標に事業検討が行われました。

 

目的:地域経済の自立・地方創生

手段:エネルギーの地産地消

主体:ローカルエナジー

 

《特徴》

◉ 自治体2団体(米子市・境港市)、地元企業5社(ケーブルテレビ、ガス卸売・小売、廃棄物処理、温泉供給)の出資

 

→ 資本金は9,000万円(米子市9%、境港市1%、中海テレビ放送50%、山陰酸素工業20%、米子ガス5%、三光10%、皆生温泉観光5¥5%)であり、経営責任の明確化が図られている。

 

◉ 電源調達元と供給先が地域内

 

→ 地産電源としてバイオマス発電3、太陽光発電23、小水力発電2、地熱発電1、風力発電1など多様な再生可能エネルギー電力を調達し、米子市を中心とした鳥取県西部地域の庁舎、学校、公民館、文化施設、運動施設等の公共施設800件以上に供給している。

※ 当日は米子市内浜処理場消化ガス発電所を見学しました。

 

 

→ 小売電力事業者Chukai電力(中海テレビ放送の営業網と連携)が、一般家庭、企業など、およそ1万件に電力を供給している。

 

◉ 電力の需給管理を内製化

 

→ 電力使用量を予測し、日本卸電力取引所との電力売買を通して、電力の安定供給を行っている。

 

《その他》

会社利益や補助金によって米子市の公民館に蓄電池を設置し、非常用電源とすると共に、平常時はVPP(バーチャルパワープラント)として活用している。

 

 

久喜市は、新ごみ処理施設での発電を核に地域新電力会社の設立に向けて準備していますが、ただ設立すれば良い訳ではなく、目的と手段を明確にする必要があるものと考えます。

 

 

■ 新井けんプロフィール

ARAIKen

 

 

久喜市議会議員(3期)/久喜市出身 44

昭和53年生まれ。埼玉県立伊奈学園総合高校、法政大学法学部政治学科を卒業後、国立研究開発法人科学技術振興機構および越谷市役所の行政経験ITベンチャー企業での民間経験を経て、現在、久喜市議会議員3期目。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」ことを信条に活動中。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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