《会派視察・島根県松江市》新庁舎整備の狙いと課題を共有しました | 《久喜市議会議員》新井 兼オフィシャルブログ Powered by Ameba

《久喜市議会議員》新井 兼オフィシャルブログ Powered by Ameba

久喜市議会議員 新井 兼(あらい けん)のブログです☆
明日なる久喜の未来を創っていきたいと思います!

 ← 読み始める前に応援クリックをお願いします!

 

こんにちは、新井けんです。

 

会派"久喜みらいの会"は、7月19日から7月21日まで、山陰地方へ行政視察に行ってきました。

7月20日に訪れた島根県松江市の「松江市役所新庁舎 第1期棟」についてです。

 

 

新庁舎を整備しなければならない課題とは‥

 

・耐震性不足(本館西棟を除き構造耐震措置0.6を下回る)

・安全性の低下(コンクリートの中性化)

・窓口の分散化による市民サービス低下(複数の建物)

・その他災害対策機能不足、環境負荷が高い、狭あい、バリアフリー欠如

 

これらの課題を解消すべく、議会の新庁舎建設特別委員会での議論(H29年〜)、市民に対して説明会やパブリックコメントの実施、市報での広報などをこれまで取り組んできたとのこと。

 

 

新庁舎は、地上6階地下1階の免震構造、高さ27.78m、延床面積24,138.71㎡、2〜6階には段々のテラスを設け、R7年秋の完成を目指しています(現在は約40%の部分が第1期棟として5月にオープン)。

 

事業スケジュールを3期工事に分割し、第1期棟と第2期棟が一体化して一つの建物になることが特徴です。

 

《1期工事》旧庁舎の来庁者用駐車場に第1期棟を建設

《2期工事》旧庁舎本館を解体後、その場に第2期棟を建設

《3期工事》別館棟を解体後、その場に車庫棟、文書庫棟、公用車駐車場を建設

 

 

当初の基本計画では120億円だったが、算出方法の違いや物価上昇により、基本設計では150億円に膨らみ、市民団体が住民投票条例制定を請求(市議会が否決)、住民監査請求(棄却)、住民訴訟(却下・棄却)という経緯があったとのこと。

 

※ 事業費150億円のうち約50億円は庁舎建設基金(5億円/年の積立)

※ 約100億円は公共施設等適正管理推進事業債(市町村役場機能緊急保全事業)→22.5%は交付税措置

 

 

新庁舎利活用アイデア会議というワークショプやトライアル利用の実施などを通じ、市民協働を目指し、特にテラスの活用は官民連携のルールづくりをやっていきたいとのこと。

 

久喜市役所本庁舎も同様の課題を抱えており、類似する事例として、とても参考になりました。

 

 

■ 新井けんプロフィール

ARAIKen

 

 

久喜市議会議員(3期)/久喜市出身 44

昭和53年生まれ。埼玉県立伊奈学園総合高校、法政大学法学部政治学科を卒業後、国立研究開発法人科学技術振興機構および越谷市役所の行政経験ITベンチャー企業での民間経験を経て、現在、久喜市議会議員3期目。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」ことを信条に活動中。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

twitter @araiken 新井けん(久喜市議会議員)

fecebook 【久喜市議会議員】新井けん応援ページ
 ← こちらより友達追加!

 

 ← 1日1回1クリックをお願いします!
いつもありがとうございます♪
「政治ブログ 政治家(市区町村)」の人気ランキングに挑戦しています!