こんにちは、新井けんです。
1月30日(金)は、「久喜市議会議員全体研修」が開催されました。
相模女子大 社会マネジメント学科教授の松下啓一氏をお呼びして「議員が提案する政策条例のポイント」について勉強しました。
平成22年 156件
平成23年 159件
平成24年 134件(80~90市)
○議員提案条例の背景・動機
①地方分権一括法の施行に伴う地方分権の広がり
②市民の思いと議会活動とのギャップ(議員活動の証明?)
○条例(分類)
(1)理念型条例
(2)社会働きかけ条例
→ 誘導支援型条例
→ 規制型条例
入職半年後ぐらいに上司からの指示で初めて作った例規は、忘れもしない「公印管理規程施行細則」(公印押捺請求に決裁文書が必要ない場合の運用を定める簡単な内容のもの)。
後に静岡大学の学長に就任された当時の専務理事から直接電話があり、説明を求められたことも想い出です(笑)
その後、独法化にあたり逐条解説、業務方法書、例規の見直しなど、情報公開・個人情報保護スキームの構築などやりました。
この経験が、越谷市役所、民間企業でも活用できたことは大きいと感じています。
自分の経験から感じるのは、条例を作るには法制執務(用語、用法)、法令知識、法令照会能力などの技術力と条例の制度設計(ポンチ絵を描いたり)などの発想力の両輪が必要と考えます。
法令、条例等に触れたことの無い議員さんが一から条例を作ることは、正直ハードルが高いような気がします。
確かに議員は技術的なところまで理解する必要は無いとは思いますが、最低限の知識に基づき、制度設計が出来る必要はあると思います(登竜門として理念型条例から)。
当然、市民の声を聴いて制度設計を行う訳ですが、形にする時にはバックアップしてくれる行政側の協力も必要になることを忘れてはいけません。
議員提案の政策条例を作るときの議員の役割は、プロデューサーなのだと思います☆
■ 新井けんプロフィール
久喜市議会議員 / 久喜市(旧鷲宮町)出身 36歳 昭和53年生まれ。埼玉県立伊奈学園総合高校、法政大学法学部政治学科を卒業後、独立行政法人科学技術振興機構および越谷市役所の行政経験、ITベンチャー企業の民間経験を経て、現在久喜市議会議員1期目。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」ことを信条に活動中。 |
twitter @araiken 新井けん(久喜市議会議員)
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