《9月定例会》健常者と一体の障がい者スポーツ・レクリエーション活動の充実を提案![一般質問②] | 《久喜市議会議員》新井 兼オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは、新井けんです。

「新井けんの市政ニュースレター Vol.5」をお配りさせていただいておりましたが、9月定例会の一般質問をブログに掲載することを失念しておりました。

☞ 過去のニュースレターを「新井けんオフィシャルウェブサイト」にて公開しました!

9月定例会における”新井けんの市政に対する一般質問”《概要》の2回目です。


1 
健常者と障がい者が一体となったスポーツ・レクリエーション活動の充実について。
 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)、スポーツ基本法等の趣旨を踏まえたスポーツ・レクリエーション活動の充実について問う。



(1)障がい者のスポーツ・レクリエーション活動の充実について、久喜市スポーツ推進委員協議会等の各種団体との連携を含む市及び教育委員会の所見は。

⇒ 次のとおり答弁がありました。

① 福祉部
《久喜市障がい者計画》
→ 障がい者スポーツの促進および余興活動の支援
<スポーツ活動>
久喜市スポーツ推進委員協議会主催のスポーツ大会、ふれあいスポレク・フェスタ等の開催
<余興活動>
毎月1回久喜市フレンドシップ学級の開催…知的障がい者の相互交流・社会参加

② 教育委員会
《久喜市教育振興基本計画》
→ スポーツ・レクリエーションに親しむことができる活動の充実、市民交流の促進

(2)久喜市教育振興基本計画(平成25年10月策定)の基本目標7で、スポーツ推進計画の策定に触れている。当該計画の策定にあたっては、障がい者の視点を盛り込むべきと考えるが、市の所見は(スポーツ推進に関する審議会等の設置及び障がい者の委員委嘱を含む)。

⇒ 次のとおり答弁がありました。

・ (仮称)久喜市スポーツ推進計画は、審議会を設置し策定作業を進めていきたい。
・ 審議会委員は、埼玉県スポーツ推進計画策定委員会委員を参考に先行していきたい。

(3)久喜市は、総合型地域スポーツクラブ「スポーツコミュニティ久喜東」を支援する立場にあることから次の二点について伺う。  ア スポーツコミュニティ久喜東における障がい者のスポーツ・レクリエーション活動状況。 
⇒ 次のとおり答弁がありました。

・ ヨガ教室、ジュニアソフトテニス教室、健康体操教室、ジュニア陸上教室を実施
 ※ ジュニア陸上教室には複数の障がいのある方が参加
イ 総合型地域スポーツクラブが抱える障がい者のスポーツ・レクリエーション活動の課題。

⇒ 次のとおり答弁がありました。

・ 障がい者の方が受講される場合に指導者補助が必要になることが課題

(4)市内公共スポーツ施設(都市公園、社会体育施設)における障がい者への配慮について市及び教育委員会の所見は。また当該公共スポーツ施設の改善を含む整備に補助事業や助成金を活用した事例は。

⇒ 次のとおり答弁がありました。

① 社会体育施設(教育委員会)
 市民の皆様がスポーツ、レクリエーションに親しむ場であることから充実は必要。
《これまで補助金を活用した改修・修繕の事例》 → 栗橋B&G海洋センター
② 都市公園運動施設(建設部)
 バリアフリー構造になっていない箇所は、大規模な改修が必要になった場合に改善していきたい。
《スポーツ振興くじ助成金の活用事例》 → 久喜市総合運動公園のテニスコート内に夜間照明設備

(5)市内公共スポーツ施設のうち教育委員会の管理する次の社会体育施設は、バリアフリー化されたトイレが設置されていない。スポーツ・レクリエーション活動の充実という観点から多機能トイレの設置が必要と考える。その所見は。 ア 鷲宮運動広場 ... バリアフリー未対応の仮設トイレのみ設置されている。 イ 栗橋スポーツ広場 ... バリアフリー化されていない公衆トイレが設置されている。

⇒ 次のとおり答弁がありました。

 施設設備の大規模な改修が必要となった場合などに、バリアフリー構造となっていない他の箇所も含めて改善していきたい。

(6)市内公共スポーツ施設は、平成26年4月より指定管理者制度に移行したところだが、当該指定管理者に求める障がい者への対応について市及び教育委員会の所見は。

⇒ 次のとおり答弁がありました。

① 社会体育施設(教育委員会)
 指定管理者には、障がい者への対応も行政目標に沿った運営、民間発想を活かした運営を期待する。

<現在の指定管理者からの提案>
・ 大きな文字や絵表示による施設表示の充実
・ スポーツプール専用車椅子などの高齢者は障がい者の方に配慮した運動器具の設置
② 都市公園の運動施設(建設部)
 市のノーマライゼーションに対する考え方を十分に伝え、管理運営に関して指導していきたい。

(7)障がい者のスポーツ・レクリエーション活動の充実に関して、障がい者福祉担当部署とスポーツ・レクリエーション担当部署との間での連絡会議等の連携状況は。
⇒ 次のとおり答弁がありました。

① 「障がい者福祉担当部署」と「スポーツ、レクリエーション担当部署」間で、これまで連絡協議会等の実績はない。
② 事業実施の際など必要に応じて連携を図っていきたい。



久喜市スポーツ推進委員協議会(委員は久喜市が委嘱)の主催する「ふれあいスポレク・フェスタ」(教育委員会後援)に何人の障がい者の方が参加されているかを再質問したところ、平成23年は12名、平成24年は30名、平成25年は20名の参加者、参加された方からの感想、アンケートは特に行っていないとのことです。

また「ふれあいスポレク・フェスタ」などのイベントや「スポーツコミュニティ久喜東」の総合型地域スポーツクラブなどの活動に障がい者の方が参加されるときは、専門的な知識を持った方が指導、補助者としていないとのことですが、専門家の指導、補助は必要ではないでしょうか。
埼玉県は、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会公認の「障がい者スポーツ指導員養成講習会」を開催し、指導員を増やす取組みをしています。
久喜市スポーツ推進委員、スポーツコミュニティ久喜東の関係者には「障がい者スポーツ指導員」がいないとのことですので、積極的に増やす取組みが必要と考えます。

スポーツ関連施設のバリアフリー化は、障がい者スポーツ振興の観点からも重要です。
市の限りある財源の中で改修をしていかなければなりませんが、スポーツ振興くじ助成金等の補助金・助成金をうまく活用していかなければなりません。

障がい者スポーツの充実という切り口でも、障がい者福祉は福祉部、スポーツ振興は教育員会、公共スポーツ施設のうち都市公園は建設部、社会体育施設は教育委員会と複数の部署に渡っています。
部署間の連絡会議も密に行われていなかったことからも縦割りと言われて仕方ありません。
国においてもスポーツ庁の創設などのスポーツ行政の一元化議論がされているところです。
久喜市の組織においても、弾力的、効率的な組織運営を期待します。


◇◆ 当日は調査した詳細な内容も発言させていただいております ◇◆
”新井けん”一般質問の録画映像が公開されています。
9月8日(月)「一般質問」の1番目の映像になります。
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■ 新井けんプロフィール

ARAIKen

久喜市議会議員 / 久喜市(旧鷲宮町)出身 36歳

昭和53年生まれ。埼玉県立伊奈学園総合高校、法政大学法学部政治学科を卒業後、独立行政法人科学技術振興機構および越谷市役所の行政経験、ITベンチャー企業の民間経験を経て、現在久喜市議会議員1期目。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」ことを信条に活動中。

twitter @araiken 新井けん(久喜市議会議員)
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