《埼玉県市議会議長会 議員研修会》議員は街のカウンセラー?? | 《久喜市議会議員》新井 兼オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは、新井けんです。

去る7月24日(木)は「平成26年度埼玉県市議会議長会第4区議長会 議員研修会」に参加してきました(←書いてみると非常に長いタイトルですね…)。
久喜市議会からも大多数の議員が参加し、会場の三郷市文化会館には周辺自治体から多くの市議が集まっていました。

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写真(左):講演する富田富士也氏
写真(右):久喜市議会を代表して、井上忠昭議長の挨拶


「多様化する市民の声を吸い上げる~議員活動にカウンセラーの視点を~」という演題で、子ども家庭教育フォーラム代表の富田富士也氏が講演されました。

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【富田富士也氏の略歴】 
 1954年、静岡県御前崎市出身。総合労働研究所に勤務しながら、教育相談ボランティアとして10年間活動。その後、相談活動を“生業”にし、民間の青少年相談援助機関を開設する。そして現在は幼児教育から青年期までのカウンセリングを中心として、相談員、教育・福祉臨床をめざす人たちの育成にたずさわっている。
  若者たちの人間関係づくりをネーミングした「引きこもり」は社会的な反響を呼び続けている。さらに自己肯定感を語りこむ「還る家」「せめぎあって、折り合って、お互いさま」の心は老若男女に世代を越えて共感の輪を広げている。
 千葉明徳短期大学幼児教育科客員教授、千葉大学教育学部講師を経て、現在文京学院大学生涯学習センター講師もつとめる。現在はとくに相談室に訪れる若者の声を聞き続けるなかで幼児期からの「コミュニケーション」の育ちに関心を深めている。そして、カウンセリングの“専門性”を高めることよりも日常・生活化をすすめる「コミュニケーションワーク」の普及につとめ、NHK教育テレビにて「“寅さん”的コミュニケーションのすすめ」として再々放送された。
 また「カタルシス(浄化)カウンセリング」の取得を目的とした参加型のワークショップ研修も各地で開催し、学びの輪を広げている。さらに講演の特徴としては、園児から高齢者まで分け隔てなく足を運んでも一緒に味わえるように努力している。


富田氏は、話し方の雰囲気が面白く、飽きさせない場の作り方を実践されていました。
これもコミュニケーションワーカー/教育・心理カウンセラーとして活躍されてきたご経験からなのでしょうか。
ホームページを見てみると既に講演の予定も結構埋まっています(引きこもり、親子ケア等の演題で)。


さて、講演内容について振返ります。
議員は、「自分の主張を訴えるトレーニングはしていても、人の話を聴くことは、まるで下手だと感じる」と読売新聞(平成23年4月21日付)の特集記事でも富田氏が主張していることは、『議員社会』という限定された社会をみてみると、正にそのとおりと私も感じます。

我々の『一般的な社会』において、苦しんでいる人(救いや支えを求めている人)が、自分の話に耳を傾けてもらえる友達、親、兄弟などに相談した場合、「そうか、大変だね」と同調してもらえると、何か自分が救われた感じがするのではないでしょうか。問題の8割、9割がスッキリしてしまう場合もあります。これはもはやカウンセラーと言っても過言ではありません。

議員も同じように、市民の方々の苦悩、声なき声をくみ取るために「聴く力」を高め、少しでも政策に反映させていくことが必要であると感じました。これが富田氏の言いたかった「議員は街のカウンセラー」なのかもしれません。
自分もさらに精進していかなければと心新たにしたところです。


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