【視察】水辺自然環境の再生と復活(静岡県三島市) | 《久喜市議会議員》新井 兼オフィシャルブログ Powered by Ameba

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先日22日に水辺自然環境の再生と復活を目指して発足した「グラウンドワーク三島」さんの活動を現地視察に行ってきました。
三島市は、某企業さん、市立図書館さんなど過去に営業で訪れ、鰻で有名な桜家さんも好きです♪

1960年代の地下水の汲み上げによって湧水が減少し、ドブ川となってしまった源兵衛川。市民団体8団体が、水辺自然環境の再生と復活という共通ベクトルのもと、1992年にグラウンドワーク三島実行委員会を発足。「右手にスコップ、左手に缶ビール」というスローガンに代表されるように、地域の人々が自ら川を綺麗にしようと実践し、地元企業からの冷却水の提供、三島市の事業推進という連携により、清流を取り戻したのです。

川1


ドブ川時代の写真と現状を見比べると、清流の再生までかかった時間と労力は計り知れないと感じました。「右手にスコップ、左手に缶ビール」とあるとおり、関わる人が義務にならない程度に楽しみながら取り組むことが秘訣だと思いました。

川2


源兵衛川の再生だけでなく、三島梅花藻(ミシマバイカモ)の復活、源氏蛍の育成、学校ビオトープの取組みなど、「グラウンドワーク三島」の活動は、より良い環境に向けてさらに前進を続けています。

ミシマバイカモ


英国で始まったグラウンドワーク活動。「住民・企業・行政がパートナーシップを組み、地域環境の改善を通して経済および社会の再生を
図り、持続可能な地域社会を構築すること」を目的として、日本各地で取組みが増えてくるのではないでしょうか。