教育とは何でしょう | 《久喜市議会議員》新井 兼オフィシャルブログ Powered by Ameba

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久喜市議会議員 新井 兼(あらい けん)のブログです☆
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■ 98歳「伝説の国語教師」 27年ぶり教壇に
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/06/18/kiji/K20110618001043700.html



神戸の灘高校で「伝説の国語教師」と呼ばれた橋本武さん(98)が再び教鞭をとったという記事。

その手法は、中勘助の小説「銀の匙」を中学3年間で徹底的に読み込むという授業で、小説中の語彙を拾い言葉の世界を生徒の興味を引き出しながら行うという。
時には小説中に出てくる駄菓子を生徒みんなで味わったり、凧揚げをしたりと体験型。

先生の授業は、学ぶことを学ぶ授業なんだと思います。
生徒が主体的に勉強したい気持ちになるのは興味があるかどうか。
教育は、「学習指導要領」云々ではないのだと思います。
ただし、橋本先生のような授業をするには研究ノートを作成し、綿密な下調べに裏打ちされた努力の賜物であり、そこまで頑張れる教師が全教師の中に何人いるのか。
教師の質の問題も重要な要素ではないでしょうか。

■ 中高一貫教育

今週号の週間ダイヤモンドに中高一貫校の特集。
我が母校も県立で中高一貫校となり人気ではありますが、大学合格ランキングという尺度では難関大学の実績は少ないですが、個性を磨くということでは活躍されている人も多数。

私の所属していたJSTで事業展開しているSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の特集も載ってました。
神戸高校の取材記事で、学習指導要領外の実験等により、理系進学等の実績が上がっているとのこと。
はやり生徒の興味関心を高め、自ら学びたいと思うことが実績にも出ているのでしょう。
(私もSSH、SPPとか理科教育をやりたかった・・・伊奈学の小峯氏が作成した化学実験ビデオとかのイメージもあったので、サイエンスチャンネルとかもやりたかった・・・)

役所、会社、地域社会等のコミュニティで活躍している人事がまだまだ育っていない。
個性を伸ばし、社会で知的リーダーシップを発揮し、社会貢献していくことのできる人材を育成することこそ、将来の日本をより成熟した社会にしていけるのだと思います。