雇用はどうなってしまうのか | 《久喜市議会議員》新井 兼オフィシャルブログ Powered by Ameba

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久喜市議会議員 新井 兼(あらい けん)のブログです☆
明日なる久喜の未来を創っていきたいと思います!

皆さん、こんばんは!久しぶりのブログ更新です。





昨今の経済情勢により、生活保護を受給されている方が増え、自治体の財政措置も逼迫している状況。私もハローワークに行き、職探しをされている方々が多く、買い手市場の中では就職自体が難しいことを同じ目線で実感しました。





特に今は、就職、転職を問わず、企業側の求めている人材は「長期勤続によるキャリア形成を図る観点から」という文句により、20代の人を求め、20代が一番人材の流動性が高いと言えるでしょう。まだ染まり切っていなく、将来性が見込めるということでしょうか。スキルや人脈を持っている方ならヘッドハンティング等でステップアップするのは日常茶飯事だと思いますが、不慮なことで職を失った30代以上の方々は、就職、転職の超える山は大きいと言えます。





活動中に知り合った方は、私と同世代の方で、会社都合で辞めさせられてしまったとのこと。家族もいるので頑張って職を探しているが、内定が難しく、業種、職種、年収等の条件を見直さなければならないと言っていました。なかなか結果が出ないと人間弱気になってしまうものです。30代でも正直就職に厳しい環境ですから、リストラ等にあった40代、50代の働き盛りの方々はもっと厳しい環境になってしまうと思います。





本当にこんな日本でいいのか?と疑問に感じます。贅沢はできなくともいい、安心して生活できる環境を整えていかなければ。グローバル化の進んだ現代の経済活動から国内経済の活性化の問題、就労者自身の問題(輝くものを磨いてきたか)等。。。





また特に私は前職が前職だっただけに、某団体の役員(国、県からの天下り?)からは「普通は民間から公に転職してくるものだ。あなたはまったく逆だから」とか、他企業では「そういうところにいたんだから民間で活躍できるか未知数」、また別の企業では「いいところに居たのにもったいない」と言われることも多々。あとはこれまでの肩書き+見掛けで「すごく真面目だね」と言われました。自分を全く知らない人から信頼、期待されることは難しいことですよね(お茶目さもあるはずなのに(笑))。





そういった面では、今回の活動を通じて、いろいろな方々に私は助けていただいたと思っています。いつの日か、自分ができる恩返しをしなければいけないですね。信頼してくれる人々のために。。。今後辛い時があったら、この経験を思い出すことにします。





私は今回、職が見つかったのですが、中国、秦末期の動乱時に、項羽から劉邦に仕えた陳平のように、周りから認めてもらえるように頑張るしかないかなと自分については思っています。





P.S.
ハローワークは紙切れだけの申請、紹介ではなく、もっと民間の人材紹介会社みたいな企業と労働者の間に入った積極的なマッチング活動が必要ではないかと感じました。折角経験を積んだ40代、50代の職員が窓口業務だけでは勿体無いし、内容に対して、時給高い仕事になってしまっているのでは??(お役所全般に言えることですが・・・)