スカートが完成したEF641000

せっかくなので、クイックヘッドマーク化した上で、色々な図柄を作りました。

 

鮮明な画像なんてありませんから、荒い画像からトレース。ちまちま描く作業は結構大変です…。

 

 

もちろん絵柄によるけれど…。

臨時列車などで機関車にヘッドマークがつくと、乗る側も撮る側も記念になると思ったのですが、ヘッドマークが付く事を好かない人も思いのほか多いようですね。

 

こちらは奥多摩から石灰を輸送していたのですが、廃止になる際に取り付けられたヘッドマークです。

カタカナでライムストーン、漢字で石灰石輸送の2通りがあったようですが、背景は奥多摩の山々をイメージしたのでしょう。

 

 

EF641015は国鉄色の青プレート時代にこのヘッドマークを掲げたようです。

 

 

そして、奥多摩と言えばこのナローゲージ。

こうして並べて眺められるのも模型ならではですね。

実際に並ぶ事は無かったと思いますが、こんな感じで並んでも違和感のないジオラマが欲しくなりますね(笑

 

 

こちらは高崎駅開業140周年を祝うヘッドマーク。

この時既にEF641001は国鉄色に戻されていますが、私の中ではまだ茶色のイメージです(笑

 

 

こちらは新潟駅の120周年記念ヘッドマーク。

先日、旧型客車を牽いて快走したようですね。スジの立ったいい走りっぷりだったようで、ぜひ乗りたかった…(^^;

 

 

最後にループ線鑑賞号と、EL駒子号

2005年に運転されたものですが、高崎~水上~越後湯沢を走ったようです。

 

高崎から越後湯沢がELSL駒子号で、折り返し越後湯沢から高崎がループ線鑑賞号と、行と帰りで違う名前だったようですね。

それぞれ片道しか走らないのに、ヘッドマークが用意される意気込みは凄いです。

 

 

ちなみに、当時は川端康成の雪国をテーマに、EF5861が旧客を牽いたりもしましたね。

旧型客車に揺られて、上越国境を越えてみたかった…。

 

 

当時の私はまだ高校生で、お金もなく…。指をくわえて雑誌で写真を見るのみ。

「大人になったら色々乗るんだ!」

 

と思ったものの、結婚、子供、家の購入と、お金も時間もなく過ごし…。

いつしか、この手の臨時列車は無くなり…。結局、あまり乗る事なく終わってしまいました。

 

JRから「増発列車」のPDFが出るのが楽しみだったあの頃が懐かしいですが、無い物は無いので、今後も模型で自由に遊んでいきましょう。

 

「電気暖房撤去後の姿は作りませんか?」

という声がありましたので、蓋を閉めました(左)

 

 

 

 

教えて頂いたのは、向かって左側に3つ並ぶ栓受けの中央のもので、「電気暖房」だそうです。

 

EF641015が3色更新になった時は残っていましたが、途中で撤去されたようです。

写真を探してみると撤去された写真も出てきますね。

 

そもそも電気暖房を使う事が出来る車両が高崎の旧型客車ぐらいでしょうから、更新時に残した方が不思議ですね。

それは、かつて走った「EF641010+旧型客車」みたいなものも視野にあったのでしょうか(笑

EF641000用のスカートが完成しました。

先日作ったEF81スカート同様、制作の発端はステップが薄いことでした。

 

EF64もEF65やEF81のように、この白線が目立って格好いい!と思うので、どうしてもこれを再現したいのですよね。

 

 

画像が小さくて見づらいですが…

左から

・双頭連結器カバー有り

・双頭連結器カバー無し

・前期型

・後期型

・岡山仕様

と5タイプ作ってみました。

 

 

 

EF641001に取り付けたのは前期型

塗装はスカートをねずみ色、連結器や誘導員ステップをつや消しブラック、ステップの白線はポスカ白。

 

自家製のダミーカプラー(長)の他、

アドラーズネストφ0.4リード線(黒)

アドラーズネストφ0.65リード線(黒)

を使用しています。

 

差込穴は出力の際に埋まり気味なので、φ0.3などから慎重に拡張していきます。

※連結器抑えと、プロウは元々のパーツを使用

 

 

EF641053には後期型のスカートを。

基本的な作り方、構成は前期型と同じですが、向かって左側の線が無い為、φ0.4のリード線が不要です。

 

 

(双頭機を持っていないので)EF641053、2END側に取り付けたのは、双頭仕様の切り欠け有。

双頭仕様での登場時は、カバーが設置されておらずコックが一つ。その後、コックが二つになり、カバーが取り付けられたようです。

 

使用素材やパーツは前期型と同様ですが、特殊な形状のスノープロウが既製品でなく3D出力製になります。

 

また、EF81双頭と同じく、φ0.65のリード線を連結器したに差し込んで接着するのですが、必ず連結器下をドリルでさらって二次硬化させてから使用します。

 

 

 

コックは別パーツとし、塗装しやすくした上、1つのものと、2つのものを用意して選べるようにしました。

 

黒単色だと形状がよく分かりませんが、コックを白で色差ししておくと、取り付けた際にとても目立ちますね。

 

EF641015は、EF641001同様の前期型ですが、元々のパーツの色が暗めだったので、ダークグレーで塗装してみました。

…本来、台車等の下回り全て塗って色を合わせた方が格好いいでしょう(笑

 

 

 

今のところモデリングデータのみですが、こちらは双頭仕様のカバー有り仕様。

 

 

 

こちらは、ホース類が撤去された岡山仕様。

も作ってみましたが、我が家には使う種車がありません。

(リード線を使う必要がなく、一番作りやすいですね)

 

 

先日のEF81双頭と並べてみました。

これで、新津から都心へ電車も牽引できます(笑

長野行なんていうのも運転されていますね。

 

 

こちらは前期型(右)と後期型(左)の並びです。

 

もともと上越線での重連総括制御の為?ホースや栓が並ぶ賑やかなスカートですが、双頭仕様の何が何だか分からないぐらい賑やかなスカートの登場により、スマートに見えますね(笑

EF81双頭仕様に続き、EF641000の双頭仕様スカートを作ってみました。

 

向かって左側はφ0.4のリード線を。

車体から出ているホースと、連結器下部に繋がるホースは前回同様φ0.65のリード線を使いました。

 

 

沢山のホースが並ぶゴチャゴチャ感が出ましたね。

連結器下部のホースは左右で長さが合いませんでしたので、後ほど微調整しましょう。

 

 

今回はコック部分の蓋が無かった時代のものを再現しました。

雪の上越を走るからか、登場後しばらくしてカバーが付きましたね。

 

 

乗務員ステップを取付て白の三本線を再現しました。

1053号機は双頭仕様ではないので、試作が終われば元に戻します(^^;

 

 

初期型(左)と、双頭仕様(右)です。

車体の色が異なるので単純比較できませんが、随分と雰囲気が変わりますね。

 

 

こちらは元々ついているスカート(右)との比較です。

やはり個人的には誘導員ステップに厚みが付くのがとても良いです。

 

 

 

自宅にあるロクヨン1000を並べてみました。1015号機もゆくゆく自作スカートに交換しようと思います。貨物はちょっと濃いグレーなのかな…??

 

それにしても茶色の1001号機、EF65更新機と同じ塗色の1015号機、懐かしいですね。

先日、高崎のEL,DLイベント機全廃が発表されましたが、模型ではずっと活躍してもらいましょう。

 

 

という事で、こうなると今度は1031か1032号機が欲しくなりますね…。

と、先立つものが無いのに物欲だけは際限なく広がって困ります…(^^;

上段左:双頭連結器仕様、コック部カバー付き

上段右:双頭連結器仕様、コック部カバー無し

 

下段左:前期型

下段中:後期型

下段右:後期型(広島タイプ)

 

こんな感じでモデリングしました。

いつも通りですが、あくまで「それっぽく」です。

 

 

作り始めたきっかけは、ステップが抜けていないのが気に入らないため。

ステップだけ作って貼り付ける方式も考えましたが、手間がかかる上に綺麗に仕上げる自信がありません。

 

そのため、タイプで作り分けて丸ごと出力する事にしました。

 

 

こちらが3D出力したもの。ステップが綺麗に抜けていますね。

ステップ側面には白ライン!これがやりたかったのです(笑

 

 

バリエーションはEF641001(右)に取り付けている物が前期型タイプ。

 

 

EF641053(左)に取り付けたものが後期型タイプ。

 

 

こちらは、ほとんどのホースが撤去され、エアホースが1本だけ残っている広島タイプ。

EF641000と言うと、ごちゃごちゃしているイメージですが、こちらはスッキリしていますね。

 

 

双頭機用のスカートもモデリングしてみましたので、今度テストしてみましょう。

今回はここまで。