サラーム
アラビアニスタのライラです。
名古屋の海の近くに暮らしているのですが、桜がまだ満開というほど咲いていません。
少し前小高い丘の上をバスで通ったときは通り全体がほんのり薄くなっているぐらい
桜が咲いていました。
同じ地域だというのに桜が咲く時間というのは違うんだなと思います。
ついこの間アラビアニスタさんとお話ししているときに、「また本がつくりたいです」と
いう声をいただきました。
本を出してとても楽しかったということと、またこんな本がつくれるということを
いろいろ思っているということをお話ししていました。
一度本を作って回路ができると、本が自分の中にあるということがわかってくるんです
本って本当に不思議だなと思います。
🌸
私は長編小説を読むのがとても好きで、小説をよみはじめるとかなりいろんなことが
手につかなくなります。それぐらい本の魔力というのはすさまじいのです。
本が一生で読み切れないぐらい沢山ある場所に住んでいたので環境的なものも
大きかったと思います。
なのでもうかれこれ四半世紀ほど前になるでしょうか、第一子が授かったときには子供をしっかりと
見ないといけないと思い読書を封印しました。
本を自分の心のためにまたよむことをしていきたいと思っています。
🌸
本の持つ力というのを改めて思います。
また本がつくりたいです、というのもまた本の持つ力なんですけれども
本をつくるときには、読者の方に何か手渡しできることが入っていないとそれは
せっかく本にした意味がかなり減ってしまうことになります。
なので本をつくりたいのは、自分がつくりたいから作るというのもあるかもしれませんが
🌸伝えたいことはなにか
🌸読者のかたに何をもってかえってもらいたいか
同じことなんですけれども、伝えたいことがあっても、持って帰ってもらうことの意識が
ないと、持って帰ってもらいにくくなります。
表現するときの言葉遣いかもしれませんし、
伝えたいことの内容選びかもしれませんし
頭の中から考えを取り出す時も相手が違えば出し方もかわりますよね。
この伝えることについてをするときによく言葉を話しはじめたばかりだった
うちの末っ子君のことを思い出します。
飲み物が欲しいときには準備をする担当の私のところへ
やってきて、このように注文をします。
自分が水や麦茶がのみたいときは「ぶ」といいます。
父親がお茶を飲みたいといっていたと伝えるときは
「アイジャ シャイ」といいます。
「ぶ」というのはうちの中でつかっている幼児語で
あまり言葉が話せないときでも、「ぶ」で何かがのみたい
という時に使っていたのです、母親の私と使っている日本語の幼児語です。
でも自分ではないアラビア語話者について何かをいうときは
「ぶ」ではなくて「アイジャシャイ」(アーイズ Want しゃーいtea)
というアラビア語をつかっていました。
言葉にかかわる人物に合わせて
表現が変わった!と「ぶ」じゃなんだ~と印象的でした。
なので本をつくるのは一回ひととおりやってみると、
今まで自分の中にあったことを伝えやすくまとめるための
チェックポイントをいくつも通過するためだんだんとコツが
わかるようになります。
頭の中にあること、あなたしかしらないことを「表現する」
ときの取り出し方、取り出した後まとめること。
そんな力を手に入れることができます。
取り出したあとにすることも山ほどあるのですが、
今日はこの辺にしたいと思います。
取り出し方のタイプやスピード感というも個人によって
差があります、出来上がり40パーセントぐらいでぽーーんと
完成として出す人もいますし、120パーセント 200パーセントぐらい
になった時に出すタイプの人もいますし
なにをどうしたいのかこれも、頭の中で思っているだけだとはじまりません。
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