pikaraのルータはかなり手強い | Aquariusのブログ

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 釣り仲間のルイパパが事務所を移転して、申請から1ヶ月も掛かってようやくpikaraの光回線(+光電話)がやってきた。今日はその工事日だったのだが昼前にルイパパから電話があり、光が来たのだがネットが繋がらないという。事前にIDやパスワードやIPを設定したルータを置いておいたのだが、なんだかかなりややこしい話になっているようだ。

 

 買い物をはしょって現地に行ってみると、なんとまあ今どきはルータと光電話のアダプタが一体化しておりレンタルになっていた。ここはかなり特殊なローカルIPの振り分けをせねばならず、しょうがないので用意してあったルータを諦めてレンタル品のセットアップをする。マニュアルはオンラインだけというえげつなさ。

 

 何が困るってルータのIPアドレスとパスワードが分からないと何も出来ないので、マニュアルを読んでルータにログインして設定を進める。以前の事務所のルータを設定した会社がくそぼけだったせいで、かなり特殊なローカルIPを割り振らねばならない。ルータのIPとDHCPを設定して、さて再起動したのだが何とログイン出来ないのだ。

 

 全身冷や汗に焦ってとりあえず電源断でリセットしたところ、なんと設定前の状態に戻ってしまった。もう1度試したがやはり同じで、ルータのIPとDHCPの設定にプロテクトが掛かっておりいくら設定してもリセットすると元に戻るのだ。ルータはNECの市販品だが、これ以上攻めるとトラブルリカバリが出来ないので諦めた。

 

 普通の環境下ならそれでそのまま使えば良いのだが、ここには特殊なサーバとその専用クライアントのPCがぶら下がる。以前と同じ環境を再現出来れば問題ないのだが、どうにも不可能なので諦めてサポートに電話をして貰う。その後、専門の人から電話があり、僕が代わって話をしながらあれこれ設定してなんとか環境の出来上がりだ。

 

 これ、PCスキルのほとんどない人にやらせると、たぶんPC2台で丸1日の作業になると思う。さりとてSEを派遣すればコストが数万円単位で掛かるので、何とも悩ましいところだ。具体的な作業としては「DHCPで割り振られるIPのサフィックスの範囲で、DHCPアサイン範囲外のローカルIPアドレスを固定で割り振る」だけなのだ。

 

 でもまあ、これ普通の人が見れば、単なる復活の呪文ラリホーなんだよなあ。

 

 今日はちょっと頭を使って仕事をしました。いちばん苦しんだのがPCのメニューで、僕は周囲のPC全てに ClasiccShellを入れているのでメニューボタンを押すとwindows7以前のメニューが出ますが、これがないと例えばコントロールパネルを出すのにも結構な手間と知恵が必要でした。