しばらくガレージ保管になっていた
オールガラス水槽を処分します。
保管先の倉庫(ガレージ)の賃料計算すると、
毎月新品買ってもお釣りが出るくらいの費用
払ってることになってまして…。
年末にかけての大掃除。
某社60cmオールガラス水槽(2種類)
どう処分しましょう?
・リサイクルショップへ
・不燃ごみへ
・ガラスリサイクルへ
・粗大ごみへ
・オークション出品へ
などなど。
地元ショップや、自治体へ相談です。
一辺60cm以下のため、自治体専用ゴミ袋に入れて
不燃ごみとしての処分が最もお手軽でした。
(自治体により処分方法は違います。)
90cmクラスや大型アクリル水槽になると、
粗大ごみと判断されて、手数料払っての
玄関先までの引き取り依頼が必要でした。
どの方法も、それなりの費用と手間がかかります。
そこで、商品構造の調査目的の解体を思いつきました。
<60cmオールガラス水槽の解体開始>
・5mm厚ガラス
シリコン部分に、カッターを入れますよ。
どれくらいの接着強度か分かる気がする。
継ぎ目がすぐわかるだけに、「す~」とカッターの刃を
入れられて、先は明るい?
別の面で調子に乗り、刃を折りました。
防護メガネしたほうがいいね。
水面だった場所に、カルシウム分が厚く付着して、
シリコンの表面が硬くなっていました。
切り込み入れていきます。
支えてます。素手も危険。
軍手か何かで保護しようよ。
ガラスが、割れてるように見えるのはすべて汚れ。
伝い漏れした水が蒸発して、カルシウムやマグネシウム分が付着。
支えてる指をゆっくり離していくと、
オールガラス水槽の展開図が出来上がり。
立ち上がりのシリコンを外すと、そんなに力入れなくても
広げるようにすると、側面が倒れてきます。
一枚一枚を支えていないと、すぐ倒れて、
ガラスの破片が散乱することでしょう。
こちら、底面ガラスの断面です。
切りっぱなしのガラスで、手を触れると切れる。
<オールガラス水槽解体(別メーカートールタイプ編)>
・6mm厚ガラス
少し学んで、側面の外から切れ込み入れてます。
そして、内側から。
はみ出しているシリコンが取れるような角度と、
接着面に刃が入るような角度に分けて、数回切り込み中。
別の接着面は、一気に勝負。
そうしたら、パチ!パチ!と気泡がはじけるような音しました。
よく見ると、接着面に気泡が出現してます。
指を鳴らす音とほぼ同じ衝撃音でした。
シリコンが関節の軟骨と仮定すると、
これと同じことが関節内で起きてるのかも?
はい、こんどは倒れることなく、
ぱっくりと取れました。
水槽の鑑賞面を上にして、上のガラスを接着してる部分のみ
カッター入れていった結果。はぎ取るようにガラスを上に取りました。
水槽下には、先に板ガラスとなった水槽がいます。
見づらい断面ですが、6mmガラスの某メーカー水槽は、
底面のガラスでも、断面が面取りしてあって、
手で触れても怪我しないよう加工されてます。
それに、仕上げがまっすぐで、それなりに磨かれてる様子。
このガラスなら、そのまま板ガラスとして棚板やインテリア製品に
再生できるかもなぁ。
シリコンの残りは、そぎ落とすかバーナー掛けると取れそう。
解体で出た、一部ガラスは燃えないゴミとして、
サイズが合った板ガラスは、水槽フタや仕切りとして、
生まれ変わって再利用しようと思います。
では、年末に向けて片付け始めてます。
※水槽解体をやってみようという方は、
十分な防護策と自己判断でお願いします。
解体しての水槽廃棄を勧めるものではありません。
お住まいの自治体ルールに沿った処分をお願いします。