ハンドウイング(WING)のワンポンプホースの交換 | たくちゃんの小さな帆 Takuma's Little Sail

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41歳の時に中古のアクアミューズ セーリングカヌーを買ってからの話。自分が乗る為の小さな帆船を2隻作ったり、45歳からはウインドサーフィンをやり始めました。
47歳からウイングフォイルに集中しています。テーマ別に書いているので、テーマの方もチェックして下さい。

私は手で持って使うWINGの事を、ハイドロフォイルのウイングと区別する為に、ハンドウイングと勝手に呼称しています。
エアーウイングでもいいと思うけど。

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私が所有するハンドウイングの中で、半分は、DUOTONEの製品です。

DUOTONEのハンドウイングは、リーディングエッジとセンターストラットのエアーバルブが、個別に付いているのではなく、リーディングエッジ側のエアーバルブ1箇所のみにポンプを繋ぎます。

そしてリーディングエッジとセンターストラットの間は、エアーホースで繋がっています。


↓この図はニールプライドのハンドウイングの各部名称の図です。

↑ウイングフォイルをされていない方に説明すると、横に広がるチューブの部分が、Leading edgeで、中央の縦に入っているチューブが、Strutです。

私は中央のストラットの事をセンターストラットと呼んでいます。
単にストラットでもいいです。

ハンドウイングのメーカーや、年式、シリーズにもよりますが、リーディングエッジとセンターストラットに、各1つずつ、合計2つエアーバルブが付いているタイプと

リーディングエッジだけ(もしくはストラットだけ)にエアーバルブが付いていて、そこからストラットにホースで接続するタイプとあります。

DUOTONEは後者ですね。

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今回、このエアーホースを交換してみようと思っています。

↑私が良く使う、2021 DUOTONE SLICK7.0の場合は、赤丸の部分にリーディングエッジから、センターストラットに繋がるホースがあります。

↑これ。

ホースの中央に白色のパーツを取り付けていますが、これは空気の流れを止めるクリップです。

元々2021年モデルにはクリップは付いていなかったので、適当に探して取り付けました。

エアーホースの寿命がどれくらいなのかは分かりませんが、このハンドウイングの使用頻度は多いし、新品購入してから、1年半は経ちます。

最初の半年間はあまり使わなかったので、実質的には1年間使いました。
使用回数は30回以上(たぶんもっと)使ったと思います。

このホースが傷んで、エアー漏れが発生すると結構困る事になります。

そろそろ交換しようと思います。

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交換するにあたって、私に知識がないのでホースの調達に悩みました。

とりあえず、これはDUOTONE正規代理店のMK SURFさんにお尋ねするのが正解と考えました。

このハンドウイングは、MK SURFさんから直接買いました。

(型落ち品だったので、提示された割引価格から、並行輸入品と相見積をとって、更に値下げ交渉をしました。値下げに応じてくれてありがとうございます)


正規代理店から買うと、その後、DUOTONEの純正交換パーツが入手しやすくなるからです。


MK SURFの松尾さんからのお返事は、交換部品として、純正キットの在庫があるとの事です。


せっかく教えていただいたので、送って下さいとお願いしました。


商品名とお値段は↓です。


LAZY PUMP REPAIR KIT 1個

¥2,750税込

送料540税込

合計3,290


結構なお値段がしますね。

↑届いたのがこれです。

↑アッセンブリで、色々なパーツが付属します。
私はホースだけ欲しかったんだけど、取り扱いがないのであれば、これは仕方がないです。

↑ホースを外すには、このパーツの爪を精密ドライバーのマイナスで起こします。

↑簡単に外れます。

↑ホースは引っこ抜くだけ。

↑交換しました。

新しいホースを繋ぐのが固かったので、中性洗剤を塗りました。

でも、入れやすくなるかわりに、簡単にホースが抜けるので、諸刃の剣です。

人にオススメ出来るやり方か?と言うと微妙。

(※追記。中性洗剤よりアルコールジェルの方がいいみたい。揮発するから)

↑交換完了です。

交換キットには2セット分入っているので、もう1セットは、クルマに積んでおいて、現地でエアーホースから空気が漏れた時に使います。

準備しておくと、現地で簡単にかえれます。

そうでないと、別のハンドウイングを出してこないとダメだし、風速とサイズが合わない可能性が高いです。

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今後の為に、エアーホースのサイズを測ります。

↑長さ

↑内径

↑厚み

↑外径

↑エアーバルブの直径


バルブの交換パーツは、正規代理店から純正品が買えると思いますし、社外品も出ています。

国内で買おうとすると、レゼールサーフさんのページが参考になります。
あと、エムスタイルさんでもポチれます。

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そうすると、次に思うのは、ホースだけが欲しくなります。

このホースの素材がなんなのか?が自信がありません。

たぶん、シリコーンだと思うのですが、判断できません。

とりあえずは買わないと分からないので、買うことにしました。

最初はAmazonで探しました。

 ↑例えばこれ。

長さが2.5mと長いので、理由は分かりますが、ちょっと高いかも?

今回は見送りました。 


 ↑透明でいいのなら、これが安いです。

買ってもいいかなーっと思いましたが、保留にします。



Amazonではなく、今度は中国通販大手のAliexpressで似たようなシリコーンホースを探しました。

結局、見つけたホースが安かったので試しに買うことにしました。

外径Φ12m×内径Φ8mmの黒色のホースにしました。



送料込で386円なら、失敗しても構わないでしょう?

ただし、到着予定は1ヶ月以上先になります。

急がないので、また到着したら使ってみます。

所有するハンドウイングには、古いDUOTONE SLICKシリーズの6.5と5.0があります。

他にはF-ONE STRIKE CWC8.0にも、エアーバテンというか、センターストラット以外の、両脇の細いストラットが2つあり、これもホースで接続されています。

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カイトボードをされている方にとって、こういう知識はごく当たり前なんだと思いますが、私は経験がないので、やらないとわかりません。

それに、甲子園浜にあるようなウインドサーフィンクラブの艇庫会員になっていたら、ショップの方に相談できるのですが、私は家のそばの加古川河口ばかりで乗る、野良ウイングフォイラーなので、こういうのを、簡単に相談出来る方がいないんですよね。

通販ばかりで、実店舗に行くことが少ないし。


それから、最後に、私の書いている事を信じてはいけません。

いい加減なウソ情報の垂れ流しです。

私の事を疑いながら、あなた自身で検証し、あーやっぱり、たくちゃんはウソばっかりやなっと、仕方ない、コメントして正解を教えたろ!っと訂正の書き込みをお願いします。

おわり。

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※追記
2日後、F-ONE STRIKE CWC8.0のブラダー交換の練習をしてみました↓