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Dans La Nuit Magnetique... マグネティックな夜に・・・

写真にまつわるエトセトラ。
もしくは50年前のカメラと古いレンズたちと、ちょっと旧い英吉利車とのマグネティックな夜。

MacBookを買った。

買った、というよりも買わざるをえなくなったという方が正しかろう。

だって、電源いれてもHDが回らなくなれば、そりゃあLevel4でしょう。
あとは画面も点かなくなるのを待つだけ。

ああ、何たる出費!

くそー、気分悪い。


でもね、最新のパソコンはやっぱり気持ちが良いです。
そもそもこのMac、HDを冷やすファンが回らず、最初「これってフラッシュメモリーのタイプだっけ?」と、あまりの静かさに本体の横とか裏を見てしまった。(このぐらいの静かさって最近のPCの常識?)

それから驚いたのは、Windowsマシーンだとやたらめった説明書がついてくるのに、Macには基本的に説明書のようなものはついてこない、ということ。
これ、なくても全然平気であって、それってやっぱりMacのコンセプトなのかなーと。
つまり、誰でも直感的に使えるようにしてある、ということなんだろうな。
ということで、写真生活の記録も滞りなく続けられることになった訳です。


で、ペンタコン6で撮るようになって数週間が経ちますが、まだまだ体の一部になりきれてません。
おかげさまで写真屋さんの収支をエンジョイさせる割には、モノになる画がさっぱりとれません...

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モノクロはビオメタールの柔らかさを十分に引き出せるよう、フィルムはT-MAX100、現像液もT-MAXという王道でやってみました。

結果はとても良好で、いままで微粒子だといわれてきたフィルムの中でも、一番美しい仕上がりになってくれるようです。
これ、久々登場のアルちゃんの毛並みとか毛布の質感を見てみると、よくわかります。

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いやー、現像液に奮発してよかったよかった。
T-MAX100はこれからの常用ですな。

カラーはKodakのPortra 160VC。
少し濃いめ/アンダー目に焼くといいみたい。
なんというのかな、「こっくり感」が僕は好きな訳で(前回のはちとハイキーすぎた)。
でもモノクロで慣れた身としては、カラーは結構ハードル高い。



つまり、最近の自分はカラーで撮って自信を喪失し続けている日々なのであります。。。。。。

しばし時間がたちましたが、P6でカラーとモノクロを撮ってみました。

使用レンズはCarl Zeiss Jena(カール・ツァイス・イエナ)のBiometar(ビオメタール)80mmでF2.8です。

6x6では標準レンズですが、標準であるからこそ、写りがどうなっているか楽しみってもんです。


まずはカラーで。

フィルムはKodakのPortra 160VC。


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そしてモノクロ。

フィルムは一番目のものが富士のAcross100、残りふたつがKodakのTri-X。


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その他何枚かFlickrにのせときました ので、ご高覧を。

( http://www.flickr.com/photos/leica_leica_leica/sets/72157625261436205/  )


やはり想像していたとおり、絞りを開放にして使うと木々の葉っぱの隙間から漏れてくる光は、ちょっとぼけ方がうるさくなるようですね。  一方で砂浜や遠くの海のような描写はそれほどでもなさそう。

一段絞って使うとそれぞれどんな風になるか試してみようと思います。


ピントが甘いのは勘弁してくらはい。それは私の腕が悪いから。

とか言いながら、実はペンタコン6は標準のフォーカシング・スクリーンだと非常にピントを合わせずらいのも理由のひとつだったり。

これには結構困ってます。

かといって自分でスクリーンかえるのはちょっと怖いなぁ・・・



あ、そういえば一部コマかぶりしてました。

それはそれで個性だと思ってます。



今度はペンタコン6のストラップについて調べておきたいと思ってます。




ではでは。

P6にはいくつかファインダーの種類が用意されているのだけれども、やはりこれがなきゃP6の魅力半減でしょう。



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泣く子も黙るアイ・レベル用プリズムファインダー。



「まるでローマカトリックの法王の僧帽のような」とは、言い得て妙。

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ちなみに私はモスクワにあるクトグロ巻いたてっぺんした教会を思い出したのだけれども、それはどうやらP6をコピーしたソ連製のKIEV6Cのことが頭rにあったからにちがいない。


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(意外とこちらのほうが男前。)




しかし、これを装着したP6、極めてuglyである。


それは横からの見栄えでピークを迎える。

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いかにボディの大きさとプリズムファインダーの大きさが不釣合いか、これでおわかりであろう。

まったくもって理解できないアンバランスな大きさと形。

しかもプリズムガラスが入ってるので、かなりの重さときている。



ぐるっと見て回ると・・・

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正面からってのもちょっとヒドイ見栄えだなぁ。




・・・ と思っているアナタ。

何度か見ているうちに、これがだんだんと良くなってくるのが、ペンタコン中毒者の症状であります。


かく言う私もその一人でありました。

おかげでこんなにP6 Loveになるとは思いも寄りませんでしたよ、はい。






そのうちだんだんあなたも欲しくなるぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・

P6にはストラップをつける為の紐を通す穴はありません。

代わりにP6専用のストラップをつける為のポッチがボディについています。



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これ、ストラップの先端に丸い穴の開いた金属製の金具をつける方式で、マミヤ645Eのストラップとかハッセルブラッドのストラップを加工したものとかが使えるらしいです。

でも、このボディについているポッチそのものの建てつけ(?)がそのうち駄目になってくるらしく、あまりアテにしてはいけないとも言われています。

私もeBayでこの専用ストラップを探してみましたが、わざわざ100ドルもかけて入手するほどの代物ではなさそうです。


じゃぁ、どうするか。

ということで、これ↓


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速写ケースを買ってその下半分を常用するというやりかた。

これもプラハから仕入れたものだけれども、あっという間に到着。

程度も非常に良くて、使った感じも安心感抜群。


長さは首から提げればだいたいホールドしやすいおへそ辺りにカメラがきます。

そのときのシャッターは、人差し指よりも親指でやったほうがなんとなくしっくりくるみたい。

長さは襷掛けするにはちと短い。

まぁ、そんなして持ち歩こうともあまり思えないからいいのだけれど・・・


ちなみにこのケースについている革のストラップは自由に交換できるようになってません。

つまり、長いものや幅広いものに替えたい場合は、いまついているオリジナルのストラップとはサヨナラしなくてはなりません。

んー、意外とそういうのってさびしい。


ということで、まずはこれ使ってみます。





それから今日もうひとつのP6グッズが到着。

こちら↓はウクライナのキエフから。


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ビオメタール80mmのレンズリアキャップと、P6のボディキャップ。

P6マウントのものはさすがに日本にはないので、海外に頼らざるを得ないのがちとつらい。

で、封筒に入っていたときはちょうどキャップ同士が組み合わさって入っていたのですが、持つとどうもコトコト音がする。。。。


ということで開けてみたらなんとチョコレートが入ってた。



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なんて粋なはからいだろうか !




が、嫁は危険を感じたらしく、毒見をしてくれませんでした。




そんなこんなで休みの23日水曜日はPortra160VCつめて、近場を撮りに行こうかと思ってます。





ビオメタール80mmの実力は如何に!

ということで、やっぱり手許に来た。



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プラハを発ってから一週間以内にRegistered Mailでとどいたのは驚き。

最低でも2週間はかかるのではと思っていたのに。



しかしこれ、慣れるまでヒッジョーに大きく感じる。

ライカのIIIfと並べてみると、その差は歴然。

まるでライカがオモチャみたいである。


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んー、これを入れるカメラバックなんか持ってないぞ。

おまけに、こんなの襷掛けにして持ち歩いたら肩をこわすのではないかと。



事前にペンタコン6の弱点は「コマかぶり」だということがわかっていたので、早々にTri-Xを一本突っ込み試写。

(YoutubeにUploadされているこのやりかた → http://www.youtube.com/watch?v=kr5o44q8_bA  みたいに、シャッターボタンを押したまま巻き上げレバーを途中まで巻く方法はとらず。)


東ドイツ製ということでおそるおそる巻上げをやっていたが、意外に造りがしっかりしているのでバシバシ撮る。

そしていつものように洗面所でガシュガシュ自家現像。

ちなみにID-11で9分。

今日は寒かったぞな、もし。



で、結果は・・・

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おー、問題なし!

・・・ちょっとだけコマの間隔に違いはあるけど。


ちなみに上のほうに向かってネガが黒くなっているけれど、これはリールに巻くときに邪魔な裏紙をダークバッグから思いっきりひっぱったら、一緒になってフィルムまで出てきちゃった。これはその影響なので無視。




もうちょっと寄ってみたのがこれ ↓

微妙に間隔が違う。



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ネガを全部調べてみたけれど、異常な光線カブリもなかったし、被写体の周囲をとりまくボケぐあいもよく出ている。


まぁ、残念なことといえば、実はついてきたレンズ(ビオメタールMC 80mm f2.8)の絞りが、f16までしか絞れず、その次のf22まで回しても絞りそのものは動かなかったこと。

まぁ、そこまで絞って撮ることもなかろう、ということで目だった傷もないこのレンズは合格点にしてやろう。

いや、ほんと予想以上に綺麗だったのよ。これ。




ということで、中判生活がみっちりはじまるわけだが、ためしに買ったKodakのエクタクロームがばっちり使える天気になるのはいつになることやら。




折りしも紅葉の季節やねぇ。。。


人間の欲というものは恐ろしいものです。


ひとつ欲しいものが手に入ると、別のものがもうひとつ欲しくなるのは世の常。


それは今まで私を散々と艱難辛苦で這いずり回らせた、あの中古車道に象徴される煩悩の海。


モノは違えど、値段は違えど、それが何であってもオノレを業火で焼き尽くすのであります。



はぁ。



で、何が欲しいかというと、これまたアウトローなカメラ。



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Pentacon Six (ペンタコン 6)。


これ、ロシア物ではござりません。

いまはなき旧東ドイツのカメラ。

そう、あのダンボールを心材に使って後ろから排気ガスをモウモウと吐くトラバントが走ってたお国ですよ。



で、このカメラもダンボール製なのかって?

いやいや、何をおっしゃる。

かのツァイス・イコンが第二次世界大戦後の東西ドイツ分断を経て、流れ流れてたどり着いたブランドがペンタコンであります。

つまり、"ちょっと訳がありまして向島で三味線弾いてます"・・・みたいなものか。


これ、フォーマットは6x6なので120か220のフィルムを使う。

というのがそもそも当方が目をつけたところなのですが、このカメラはそれだけが取り柄ではありません。


アイレベルのファインダー(下のほうの画像にある、クレムリン宮殿の帽子みたいなペンタが異様)と、ウエイストレベルのファインダー(上のほうの画像にあるハッセルブラッドのファインダーみたいなやつ)との、両方が使えるというのが私にはヒッジョーにササった。

で、6x6はやりたいけど、ローライだと機動性がちょっとねぇ、でもハッセルは高いし・・・っていうところに、お値段ズバリ! 約300ドルって言うのが相場でございますですよ。


いやいや、これって円高のきょうび、蛇の生殺しに近くないですかね、そこの奥さん。



しかし日本にこのPentacon Sixを置いてる店っていうのは皆無に等しいようでありまして、eBayで南無阿弥陀仏とか唱えながらbuy it nowボタンを押下するか、しらみつぶしに本邦写真機販売店をあたってゆくしかなさそうです。

(ちなみに今のところ、とある大きな町のカメラ店に1台ツァイス・イエナのビオメタール80mm付きで陳列してあるのを発見したであります、隊長。)


これはひどい状況だ。


おまけにフィルム巻いてもコマかぶり起こす持病があり、共産国製造のカメラらしくタマシイをどこかに置き忘れてきた(かもしれない)カメラであるっていうのも、講釈たれる側としてはこれまた垂涎なわけです。





とまぁグダグダくだを巻きましたが、そのうち買ってみようと思います。


自分がやってる6x6のShootingに、新たな風を吹き込みたい今日この頃なもんで。

休みをとって旅行に行った。

出雲に入り鳥取から出た。

たった三日間なれど、当然、撮りまくったですよ。


今回やってみたのは35mmの1本勝負。

ズマロンのF2.8で。

男たるもの四の五の言わない。


フィルムはコダックのPortra 160VC 10本。

つまり自らに課したノルマは3本/day。


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そのほかはこちらでどうぞ => http://www.flickr.com/photos/leica_leica_leica/



結局フィルムは7本使ったにとどまり、ノルマは不達。

仕上がってきたものを見るとかなり露出不足のコマは少ないので、まずは一安心。

でもなんだかシャドー部分がペタッとつぶれているような状態が多く、もしかしたらモノクロで撮ったらこの辺はうまく描写できたのかもしれない。


旅行の記録という意味合いと、一歩突っ込んだ描写というものを両立させるのはなかなか難しい。

ややもすると気合の入らない伝わらない写真になりがちだし。

この辺は両立できるようにトレーニングするしかなし。



そういえば未現像のフィルムって空港のX線検査でどうなるんよ、って思ってたけど、

フィルム10本握り締めてダッシュで検査ゲートをぶっちぎり、見事突破。


うそです。

全部渡して開封っすよ。



で、検査係のお兄さんはプラスチックケース全部開けて、10本全部まじまじと眺めて、

古代エジプトの壁画みたいに両手を天秤みたいにして重さを計ってから返してくれた。


確かに小型爆弾は仕込める時代なんだよね。今は。

でも爆発物検査(実は空輸貨物の場合だと大概やってる)はやってなかったしX線も通さなかった。

むぅ、なんだかねぇ。

そりゃテロリストも素通りするわ。




空港さん、国際線もきちんと乗り入れるようになるけど、ええんかいな、そんなんで。

Nikkorの8.5cmで撮ってみた。


まず開放のF2。


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バックのボケ方がちょっと煩い。


一段絞ってF2.8~4にすると収差は落ち着いてくる。


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んー、思っていたよりも開放付近はよく使えそうな雰囲気。

色もなかなかよろしいようで。



ということでF8~F22に絞ってみると・・・

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クリアーだが、レンズの前玉がちょっと傷アリなせいか、少し曇る。

まぁ、当方の腕も関係するとは思うけれど。



ちなみに使ったフィルムは富士のSuperia Premium400。

ライカのXenonで使ったときは割と赤がしっかり出てコントラストも強めだと思っていたが、レンズが違うとここまで変わるのか。





でもって今度は鎌倉の六地蔵近くにあるCafeで撮ってみたのだが、光量不足だと意外にもこのレンズはしんどい。

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もう、ピントズレズレなのはゆるちて。


というか、このレンズは明るいレンズなのでピントをあわせるのが意外と苦労する。

また、写りはやはりライカレンズに負けているといわざるを得ない。

持ち運びも重くて大きくて難儀だし。



さて、どう使ってゆきましょうか。



85mmときいて「もしやズマレックス?」と思われた方はライカ好きな方だと思うが、まさかまさか。



ズマレックスはとても希少なレンズということで世間に出回っているけど、銀座のお店になんと2本も置いてあった時期があったが、それはある種奇跡かもしれない。



でも、ほしいなぁ・・・ズマレックス。

価格はだいたい20万円ぐらいのものなら使い物になるのだろうけど、そこまでつっこむ価値があるかどうか・・・


ライカはそもそもが90mmをラインナップしていて、スクリューマウントはズミクロンかエルマーとなる。




しかし価格の面から状態と折り合いがつくものが少ないので、なかなか購入に踏み切れないのが現実。





ということでライカスクリューマウントはとても融通が利くことをいいことに、またまた物色してしまったですよ、中望遠レンズを。




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で、Nikkor 8.5cm P.C F2。



知っている人は知っている名玉。


8209でお値段1万円ちょっと。


まぁ、前玉にちょっと拭き傷が多いのが値段相応の理由か。





よく流布している話だけど、実はこのレンズを有名にしたのはLIFE誌の専属カメラマン、デビッド・ダグラス・ダンカン。


1950年に同じLIFE誌のカメラマン三木淳が、Nikkor8.5cmを借りてダンカン氏のスナップを撮りその写真を見たところ、ニッコールレンズの優秀さを目の当たりにしたそうな。

で、ダンカンはこのレンズを携えて朝鮮戦争の前線に赴き写真を続々とLIFE誌に掲載。 これが、ニッコールレンズの名前が世界に知れ渡るきっかけとなった、という逸話。




どんな画が撮れるのかはこれからテスト撮影してみるのだけれども、ちょうどこちらのお店でサンプルがあるのでどうぞ↓


http://koujiyacamera.hamazo.tv/e2110607.html



今日と明日は雨らしいから、雨風景でも撮ってみようかな。



あとは85mmのファインダーを入手すべし。

さすがにバルナックのファインダーで構図ぎめは難しそうだしね。






これで一応広角・標準・中望遠の3つがそろい、準備万端。

ライカを使っていると、エルマーの50mm f3.5が欲しくなってくる。

そりゃぁ、連綿と続くシリーズですからねぇ。


だいたいしょっぱなから50mmにクセノンなんかを買うのは普通じゃないと思う。

少なくとも私は自分自身でそう思っている。



でもね、やっぱり欲しいわけであり、しかし、なかなか良いものはもはや残っていない。

で、おまけに出物は好意的なお値段なれども5万とか4万とかの値がついてる。


むぅ、手っ取り早くいいものは買えないというのが資本主義のお約束。


で、そういうときこそ真面目に頭を使うですよ、いつもは回ってないのを。

つまり先の戦争で旧ドイツの生産設備をかっぱらっていったソ連に頼ると。


そして幸せなことにここ日本ではロシアのレンズはヒッジョーに安価ときている。

しかもこれ↓なんて8209で3000円チョイなわけです。


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FEDのIndustar-10 50mm f3.5.



いやー、ホントかの国のゴルビーには感謝ですな。

彼がいなければ今この国でこんなにも簡単に入手できないわけで。

そりゃ感謝感激雨霰でポチッと入札ボタン押しちまいますってば。



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見てのとおりライカのエルマー 50mm f3.5のコピーなのだが、当然のことながら写りは素直。


早速ためし撮りをしたのがこれ↓


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3群4枚のレンズでここまでよく写るというのも驚き。

バックの流れるグルグルボケが時代を感じさせたりコントラストがイマイチだったりするが、旧ソ連のレンズにそんなことを言うのは野暮というものである。

ハラショーハラショー。



なお、使ったフィルムはKODAKのPORTRA 400VCだが、富士系のDPEショップに出すと青緑になって出てくるという噂があるが、どうもそれは本当だったようである。

ズマロンつかっても日陰部分は↑みたいな腐った人工芝みたいになっちまった。

これはヒドイ。



個人的にライカのオールドレンズの赤みがなぜか出る(個体差はあるだろうけど)収差と、コダックフィルムの赤色感受性の組み合わせが結構気に入っている自分としては、さすがに今日の現像結果には不満足。

今後はKODAK系列(というのは正式にはないのだが)の店に出してみようかな。



PORTRA 160VCはそんなことないのにねぇ。

もしやDPEのアンちゃん次第ってこと?



DPE経験者、コメント求む。