「カー・シェアリング」というものがあるのは皆さんご存知でしょう。
ほら、どこかのマンションに1台「みなさんご自由に」って書いてあったりするやつ。
つまり、クルマというものを所有するのではなくみんなで使いましょう、というやつ。
シェアの形にもいろいろあって、マンションで何台かのクルマを置いておく形もあれば、レンタカーなんだけどレンタカー屋に置かずどこぞの駐車場においておく形もある。
我が家でも検討の結果、Timesがマツダレンタカーと組んでやってるTimes Plusというカー・シェアリングに入ってみることにした。
これ、めちゃくちゃ常識を覆す価格でっせ。
・初期費用(入会金) 1500円
・月額基本料金 1000円
・使用料 私が入ったのは15分単位で200円のやつ。
たったこれだけ。
ガソリン代はなんと負担する必要がない!
これがレンタカーとは大きく違うところ。
ちなみに車種ですが200円の "ベーシック"の場合デミオとかプリウスとかムーブ。
400円の"プレミアム"だといきなりAudiのA4とかFIATのチンクエチェント(500)。
なんという開き!(笑
せめてRX-8ぐらいにしてやれよ。
マツダを立ててさ。
申し込みはWeb上でやってあとは免許のコピーを会社に送付。
先週半ばにおくったら今日会員カード(これがクルマのロックをはずすキー)がきたので、さっそく試してみた。
使い方は簡単。
会員カードを持ってクルマのところに行き、リアガラスに貼り付けてある受信機部分にカードをかざすと、ドアのロックが外れる。
いわゆる通常のクルマの鍵はクルマのグローブボックスにある機械に刺されており、コレをグイっと回して「貸し出し」方向に回すとキーが抜ける。
で、そのキーを普通通りにスターターに差し込んでひねるだけ。
あとはクルマの置いてあった場所にTimesの立て看板を戻しておき(そうしないと自分の車を停めてしまうアホがいる)、旅に出かける。
戻ってきたらコレの逆を行えばよい。
ちなみにナビ・ETC車載機つきなので、必要なものは十分そろっている。
車種はマツダのDemioだったけど、これ、いいね。
トヨタのプリウスやヴィッツに比べたら脚さばきや音振の入り方、ミッションの躾け方アクセル・ブレーキのインターフェイスなど、基本的な部分ははるかに上のような気がする。
と、まとまりのないことをグダグダ書いてしまったが、要するにカー・シェアリングというのは必要なといに必要なだけクルマを利用し、それに見合った価格の費用を支払うという形であるわけで、非常に合理的であるところがよい。
しかしクルマというものが単なるトランスポーテーション・ツールであるだけではなく、その造形美やスピード・乗り味を堪能するための機械、つまり目的外のことを中心にすえることができてしまう機械であることは、このカー・シェアという考え方といささか相容れないものでもある。
だからTimesはA4やMINIなんかを投入するわけで、それは本来コストをMinimizeして金銭面での受益者利益を最大限にまで拡大すべきこの手の商売とは相容れないことをしているのである。
いいかえれば、今までのレンタカーではあまりにもビジネスライクな車種ばかりを取り揃えていたので、ちょっと色気のあるクルマじゃなきゃわざわざ休日に借りたりしねぇよ、という客層が最近の30-50代であることを、Timesはよく理解している。 つまり、「ある程度の出費は仕方ないけど、A4借りれるんだったらちょこっとIKEA行っちゃおっか」なーんて連中の琴線をTimesの車種揃えは心地よくくすぐるわけである。
いや、かなりこれは我がDaimler復活計画に水を差す出来事である。
なんせ車庫代だけで年間12万円払ってるし。
自動車税も年間7万円ちょっとだし。
Timesのカー・シェアだったら、おそらく月間5000円 x 12ヶ月 = 6万円!
これは強敵である。
くわばらくわばら。