「世の中は正直者がバカを見る」のではないかと考えたことがある人は多いのではないでしょうか。
私自身も、かなり長い間こう思っていました。
世の中は「ゴネたほうが得する」のではないかと感じて、無理してゴネようとしたこともありました。
長く生きていますと、世の中の真理に気付くことも多く、上記の事も短期のスパンで見れば一見得しているように見えることでも、長期のスパンで見れば、やはり正直者は損しないようになっていると確信するようになってきました。
以前は、食事をしに行って、目の前でゴネている人が料金を安くしてもらったり、文句を言った人への対応が、特別丁寧になったり、そういう事例を見るたびにゴネる態度を取れる人が少しうらやましかったものです。
しかし、そういう間違った成功体験を経験してしまった人は、他人を威圧することで自分が得したと感じ、その後も他人を威圧して自分だけ得しようとし続けるのです。
その態度で相手が屈しなければ、さらに威圧感を強めようとしてきます。
極論すれば、それはまるで暴力団の世界のようになってしまいます。
その行きつく先は、容易に想像できるのではないでしょうか。
ゴネて得するのはその場だけです。
一見得したように思えても、目に見えない多くのものを失っているのです。
人間関係で一番大切なのは、信頼感や安心感なのです。
他人を威圧して思い通りにコントロールしようとすることよりも、信頼関係の強い人間関係を維持していくことの方が長期的に考えれば、ず~と得なのです。
やはりどう考えても正直者は最終的には得をするのです。