シャープの創業者は「他社から真似される商品を作れ」という経営方針だったらしいです。

いい商品なら必ず他社は真似してくるから、真似されるということはいい商品だということで、自社は常に真似される先頭に立つ会社になろう、という経営理念だったのです。

その結果が、今の液晶テレビのリーディングカンパニーにつながっているのです。



当クリニックも、歯科界の中では先頭軍団を走っている自負はありますが、あからさまに当クリニックの真似をする歯科医院が多くて頭に来てしまいます。

ホームページの真似は日常茶飯事で、真似する医院にいちいち指摘していたのではこちらのイライラが増してしまうので、物まねHPを読まれる患者様の判断に任せてはいますが……


知っている歯科医師が真似をしているのであれば「どうぞ参考にしてください」と寛容にも言えますが、どこの誰だか知りもしない人間に勝手に真似されるのですから、決していい気分ではありません。

そういう節操のない歯科医師に真似をされるから、それをばねにして真似できないレベルにレベルアップしてやれという、反骨新で頑張って今があるところもありますが、シャープの創業者のように、作る前から真似されるのが前提で、それを受け入れる心を持った人は本当に立派だなと感心します。


私の座右の銘に、「真似できないところに本質がある」という言葉があります。



イチローの打撃フォームを真似てもイチローの数字は出ません。

本質はイチローの中だけにあります。

私も何らかの真似されるのを目にするたびに、レベルアップを誓う繰り返しで、本質に近づいているのだと信じて精進していきたいと思います。

真似されることに対してイライラしたり怒っても、自分の未来にはプラスにはならないので、自分は自分の信じる道だけを前進していければいいと思っています。


私自身、ライバルは他人ではなく自分自身の怠け心だと思って、他人や他の医院を気にしないようにしていますが、ライバルが他人になってしまった時には、目先の結果の惑わされて、長い目で見た小さな努力ができなくなるのではないかと思っています。