私のブログを読んでいただいてる方から「青山先生はどこかの宗派を信じているのですか?」という事を聞かれた事があります。
意識はしていませんが、話の内容が宗教的なのかもしれません。
宗教の存在自体には好意的な考えを持っているのですが、私にとっての宗教は、小さいときから両親に「宗教はだまされるとお金を巻き上げられるから注意しなさい」ということを聞かされて育ちました。
実際、実家の近所で、つぼを売っていてトラブルになったり、お布施のために持っていた自分のお店など全てを失った人がいたので、「宗教って怖いなー」と子供心に思っていました。
大学に入りますと、「原理研究会」というものがあって、「あそこに説明を聞きにいくと洗脳されて、抜け出せなくなってひどい目にあうんだよ」と友人から聞かされ、ますます「宗教って怖いなー」と思っていました。
一方、一度話を聞いたぐらいで人が洗脳されることが本当にありえるのだろうかと、怖いもの見たさで、どんなものなのか見てみたい気もしました。
まともな宗教との接点は、私の好きな作家で「氷点」「塩狩峠」などの著者である三浦綾子さんと「太郎物語」などの著者の曽野綾子さんがキリシタンだったので、キリスト教を信仰するのも悪くないなと学生時代に真剣に思ったことはありました。
しかし、宗教はイメージ的に一度入信してしまうと2度と引き返せない世界だと思っていたので、怖くて特に行動は起こしませんでした。
その他に、開業して仕事がうまくまわらない時には、宗教ではないのですが、故中村天風先生の教えている人生哲学の「天風会」に3年ほど入っていました。
ここでは、特定の宗教や神様を信じるのではなく、神様というのは自分の心の中にあるのだということで、心の中の考え方や目に見えないものを敬い感謝する気持ちを学ばせていただきました。
そして、私が最も影響を受けたのは、私の妹が難病の末、病で38歳の人生を閉じたことでした。
死んだら全てがお終いだとしたら、妹の人生はなんだったのかということを考えていた時、「オーラの泉」などで、江原さんが輪廻転生のことや、人間の魂は何度も生まれ変わるということを言われていて、もしそうだとすれば、妹の魂はまた違う形でこの世に出てくるのだと思うことで、私の心はかなり元気になってきました。
今までは、死後の世界や魂の存在とかを信じることで、幽霊などに会ったら怖いと思って(笑)、そういうことは意識的に考えないように、信じないようにしてきていました。
しかし、妹の幽霊だったら会ってもいいと思えてきて(笑)、魂の存在や死後の本をたくさん読むようになって来ました。
そうしているうちに、人間は目に見えない神仏を敬う気持ちが無ければ、謙虚な生き方ができないのではないか、と思えるようになってきました。
そんな気持ちが強くなっている時に、星の王子様の「本当に大切なものは目では見えないんだよ」という一文に出会い、この一言で私の心のスイッチがいきなり「オン」になってしまい、私の中で「目に見えないことにこそ真実が隠されている」、と思えるようになってきました。
私にとって、死後の世界を考えることは、妹の供養の意味でも避けられないものでした。
そして、私の中では、死後の世界、魂の存在、目に見えない畏敬な存在を信じて生きていくほうが幸せになれるので、今後も信じていくと思います。
そういうことを信じていると、億万長者の斉藤一人さんは「神様は自分自身の中にいるんだよ」村上和雄さんは「目に見えない存在のことをサムシンググレート」と呼び、多くの成功者が、そういう存在を信じていることに勇気付けられたものです。
日本において、宗教というのは弱みに付け込むような悪いイメージの方が強いので、表立って肯定することはできない雰囲気がありますが、「目に見えないものを敬う気持ち」は、絶対に大切なことだと思います。
宗教という事にアレルギーがある人にとっては、神様や仏様以外の、「サムシンググレート」でいいのではないでしょうか。
大切な事は、見えることだけを信じて「損だ、得だ」という価値観で生きるのではなく、人としてどう生きるかと言う事を考える際には、目に見えない力を信じる事が、自分を正しい方向に導いてくれると思います。