物事は、他人事と思った瞬間から、本気で考え、感じなくなってしまうような気がする。

自分に関係していると思うからこそ、目的意識というアンテナが敏感になって、いろんなことを考え気づくのだと思う。


人は自分の人生を歩いている。ある意味、どの人も自分のことで精いっぱいなのではないだろうか?

世の中で、自分が一番かわいいし、自分を認めてもらいたくて頑張っているところが誰にもあるのではないだろうか?


でも人は、他人のことを自分事として真剣に受けとめた時に、今まで見えなかった新しい気づきや発見ができるような気がする。


当クリニックで、大切にしている「利他と利己は表裏一体である」のはそういうことであろう。


誰もが自分が一番大切だが、それでも他人のことを大切にしたり、思いやったりすることで、その人自身が一番幸せになれる……神様は、人生の真実を、クイズのような形式にしているのだなと感心することが多い。


自分のことが大切だからこそ、他人のことも大切にする。


自他同然


この真実を知ってしまえば、いたって当たり前のことだが、それでも、まだ自分のことをより大事にしてしまうのが人間の欲望の深さであろうか?!



ラグビーのOne for all. All for one.  は人生の心理でもあるような気がする。



「知って、気づいて、行動して、習慣にする、潜在意識にしみこむ」


私のレベルは、気づくと行動するの中間かな?!と感じたり、反省する今日この頃です。

道はまだまだ、遠いな~、死ぬまでには習慣にすると潜在意識にしみこむの中間ぐらいには行きたいな~と思っています。



成長とは、いろんな視点で物事を見て、感じられることではないだろうか?

視点を変える、ということは、言うは易し、だが今までの常識や習慣を変えていかなければならないので、これほど難しいこともないような気がするが、「素直になる」ということで、解決させるような気がしている。

この「素直になる」というのは、自分は知っていると気づくの中間ぐらいかなと感じると、自分にとって、猛反省しなければいけない最大項目の一つのような気がしている。


当たり前のことほど、行動したり習慣にしていくことが難しいものだと感じる今日この頃です。












政治家など有名人の失言を聞いた時に、「???」とか「それを言ってはまずいでしょう」とか、失言した人を上から目線で批判している自分とともに、大変な職業だな~と同情している自分とがいます。


自分が、スタッフの前で積極的に自分の考えを言うようになるまでは、どちらかというと批判している自分が多かったですが、スタッフの前で自分の考えを正直に言うようになってからは、失言した人を責めるのは、自分が責められているみたいでなかなかできなくなってきました(笑)


人前で、自分の考えを述べるということは、失言する恐怖があるから、多くの人は自分の意見を発言することを恐がってしまうのだと思います。

逆に言えば、失言する恐怖と戦いながら発言するプレッシャーがあるから、成長も大きいように感じます。


言い訳っぽいですが、人間だから必ず失言ってあると思うんですよね。

人間は失言とする、失敗をする、という前提で日々生活をしていくべきだと思うんです。

失言をする可能性があるから、失言した時に信用を失わないように、日常から周りの人間との信用を貯金しておくべきだと思います。

普段貯金のない人が失言をしてしまうと、一挙に借金になってしまうから、周りから一斉に攻撃されてしまうところもあるのではないかと感じます。


私の場合、患者様や社員や家族との信頼関係で、どれだけの貯金があるのかは目では見えないので、ただの想像にはなってしまいますが、普段から信用貯金をしていかなければいけないと意識して生きていくことはすごく大切なことだと思っています。

どんどん貯金を使っているうちに、気が付いたら、貯金がなくなっていた………ということは避けたいと思います(笑)

仕事での今後の方針を聞かれた時に「食っていければいいので……」ということを言われる方が多いです。

自分を含め99%の人はそう思っているような気がします。

自分で言ったり、他人がそう言うのを耳にしていて、最近は少しずつ違和感を覚えるようになってきました。


「食っていければいいので……」という姿勢で仕事をしていたのでは、現状維持でいいということになってきます。

私の中で大切にしている「昨日より今日、今日より明日」成長していくのが人間の正しい在り方である、という考え方に反してしまいます。



そもそも「食っていければいいので……」という姿勢で仕事をしていても、もっと言えば生きていても充実感がありません。

昨日までの自分で満足であるなら、これ以上努力する気持ちが失せてしまいます。

「食っていければいいので……」というのはお金のことを言っていますが、突き詰めて考えれば、「これ以上努力したくないので……」といっているのと同じ言葉のように聞こえます。



日本という恵まれた環境だから、こんなことを言えるのだと思います。

発展途上国の人は、頑張っても頑張っても、3食を食べていけない国がほとんどです。

食べていけるかどうかは結果論であって、頑張る前から「食っていければいいので……」という思いでは、「昨日より今日、今日より明日」成長していくのは不可能だと思います。



頑張ったけど「食っていくのが精いっぱいだった」というのはOKですが、頑張ればもっと前進できたのに、「食っていければいいので……」という気持ちで自分が努力しないのを正当化していくことはNGだと思います。



人間は必死に生きなければいけないと思います。

どのレベルを持って「必死」というかは個人差があると思いますが、自分以外の人の為、世の為人の為、という気持ちを忘れないで生きているかどうかということが、「必死」かどうかの一つの基準ではないかと感じます。



恵まれた日本だからこそ、「必死」に生きていく中にしか「幸せ」は見つけられないのではないかと感じます。

野球の風景で、選手のストライクボールの判定や、危険球などの判定で、選手の代わりに監督が怒って退場になったりすると、アナウンサーが「監督の執念が選手に乗り移って勝利に結びつきましたね~」のようなコメントをするようなことが多々あります。



「これって本当だろうか?」と思うことがあります。


そもそも、選手の不満を監督が代弁しに行くときに、監督はどんな気持ちで審判に文句を言いに行っているのだろうか?と考えることがあります。

ストライク、ボールやアウトとセーフの判定に文句を言ったところで、判定が覆ることはほぼ100%ありえません。

それでも、監督は選手の肩を持ってあげなければなりません。

ストライク、ボールの判定に不満の多い人とすぐに切り替える選手がいると思います。

判定が変わるのであれば、判定に文句を言っても意味があるかもしれませんが、判定が覆ることがないのであれば、その後のプレーで心が乱されるだけ損なのではないかと感じます。



監督は選手との信頼関係を強め、選手の気持ちを高めなければなりません。

そのために、選手の怒りの気持ちを代弁してあげているのだと思います。


人は感情で行動します。


選手との信頼関係が崩れたら、監督は「笛吹けど踊らず」になってしまいます。

監督って、いろんなところに気を使わないといけない職業だと思います。

「ストライク、ボールの文句を言う前に、もっとやることがあるだろう」と選手に言うわけにはいかないので、選手の代わりに文句を言っているのだろうな~と想像しながらそういう場面を見ていると、監督って気疲れする仕事だろうな~と感じます。



リーダーシップって最終的には信頼関係だと感じる今日この頃です。

信頼されているリーダーの言うことには、部下は従いますが、信頼できない人の言うことには耳を傾けてくれません。

リーダーって、どうすれば部下が信頼してくれるかを考えるのが最大の仕事のような気がします。


そこを大変と思うか、逆にやりがいがあると思えるかで、リーダーに向いているか向いていないかが決まってくるように感じます。

私には職人としての歯科医師の顔と、医院を運営していく経営者の顔があります。



経営者として意識していることは、周りの歯科医院がしていないことを先んじて形にしていくということです。



「他の歯科医院がしているから、乗り遅れないようにしなきゃ」というよりは、うちのクリニックが先頭きって行うことで、何年後かに他の医院が追随してくるだろうな、というイメージで経営しています。

実際、今までにも当クリニックのHPの物まねや、非抜歯矯正や部分矯正の普及などいろんなことで、歯科の世界に大きな影響を与えてきているのを実感しています。



常に周りが行っていない新しいことを意識しているので、あまり他の歯科医院がしていることが気になりません。

自分のライバルは、他の歯科医院ではなく、患者様や社会のさらなる要求にこたえていくということだと思っています。


患者様も無理難題を言っているつもりはなくて、「一般企業だったら、こんなの当り前でしょう!」ということを、医療サイドは「医療だから……」「歯科の世界では常識だから……」などの言い訳を挟んで、現状維持に甘んじていることが多いように思います。


歯科医院も過剰な時代になってきて、できない言い訳を言っている医院は淘汰される時代になってきました。

患者様のクレームや期待を11つ真摯に受け止めて改善していくところだけ生き残っていける時代になってきたように思います。


以前の私は、改善しても改善しても次から次へと問題点が浮き彫りになってきたり、患者様からの要求レベルが年々上がってくることを苦痛に感じていました。

今も少し気が重く感じることもないわけではありません……(苦笑)


しかし、最近は受け止め方を変えて「経営とはそういうものだ」「人生とはそういうものだ」と思うようになってきました。

現状維持でいたり、楽をすることを普通だと思うから、改善したり、苦労することが辛くなってしまうことに気が付き、日々改善改良していくことは当然のことであり、楽じゃないのが人生だ、と思うようになってきました。


昨日までの自分でいたり、昨日までの歯科医院でいることが普通なのではなく、昨日より今日少し成長した自分であったり、昨日より今日少し改善した歯科医院になっていることが普通である、と思う人間の集まりにしていきたいと思っています。


当クリニックでの、ミーティングの口癖は「昨日より今日、今日より明日、少しずつ成長していこう」です。

これは、人間的にも歯科医院的にも共通の目標です。