これは老女の備忘録として書いています。
いいものですね、こんな朝も。
ビル エヴァンスを聴いています。
体調が戻って、ようやく普通通りの食事ができるようになりました。
でも、量は8分目程度、これでもう十分です。
昨日は、近場でお花見をしました。
息子夫婦と乳母車の孫と一緒に・・シアワセを感じたひとときでした。
あれから、二人の友人と会いました。一人はアメリカから一時帰国した学生時代の友、
もう一人は最近知り合った友人でピアノが趣味の同い年の女性。
それぞれが人生に多少なりとも問題を抱えていますが、とても前向きに生きている人たちなので、楽しい会話ができました。
それから、例の弟君からは、最近出演したライブビデオが2本送られてきました。
「今度、来てくれ」でもなく、ただ演奏している姿のビデオです。
「とってもよかったわ。」と返しておきました。
ようやく、ここにきて彼も自分の楽しみの為だけに時間を使えるようになったということでしょう。「よかったね!」これまで本当によく頑張ってきたと思いますよ。
節目にある学生たちにとっては、それぞれが、巣立ち、旅立ちの季節ですね。
そして、時間のベルトコンベアーに乗って、流れに身を任せている私もいつしか
この世となんとなくしっくりこないことに気づきつつもあります。
どこから来て、どこへ行くのかもわかりませんが、ある日ここを突破して、つぎのステージに飛び移っていくことでしょう。
それまで、本当に生きている実感をもっていきてゆきたいと、この頃、切に願うようになってきました。
私の好きな映画「その男ゾルバ」でゾルバが吐いた言葉「愚かさがないと自由になれない」やっと、ここにきてその意味がわかるようになれました。
これって、どこかで自分を解放してやりなさい、と解釈しました。
人間の持つ本来の欲求に忠実に従えば、この社会では怪しい人になってしまうということでしょうが・・でもね、ある程度なら、自分の喜びに従順であってもいいような気がします。幼いころから、「こうしてはいけない」「こういうことは恥なんだ」と言い聞かせられて育った私には、世の中の規範から外れることは恐怖でした。
でも、ここまできて、ひととおり世の中を見渡せるようになってみると、私の喜び、願いなどたいしたことではありませんね。それほど逸脱した行為ではありません。
誰に迷惑がかかるというのでしょうか。
歳を取る役得とは、案外こんなことなのかもね、と妙に納得しています。
義務も役目も果たしてきましたし、もう十分でしょ!
あとは、秘めやかに、周りに悟られないように「私のハチミツ壺からひと匙づつすくって
残りの人生の甘露を楽しみましょう。」
こういうのを魔女の秘め事というんでしょうかね。
いえいえ、そんなたいしたものじゃありません。
第一、私は魔女にもなれない老女ですもの。笑