これは老女の備忘録として書いています。
ちょっと前に、自分の周りが透明ベールで被われていて、
外界の事が大きく響かないと言ったばかりなんですが、
いろいろ考えることは自由でいいでしょ。
今朝、たまたまつけたTVですごいものを見ちゃいました。そして、大笑い。
フジＴV系の政治討論番組に、あの鈴木宗男氏がリモートで出演なさっていたんですがね
それが、まあ凄いのなんの、筑波大学教授の東野篤子先生の発言中にもかかわらず、威圧的に意見を述べたり、他に人が発言してる最中でも、手を挙げて割り込もうとしたり・・・もう、手に負えません状態。
ことロシア問題に関してですので、熱をこめるのは分かるんですが、国会議員を長くなさっていらっしゃるんですから、議会制の基本はご存じなはずですよね。
これでは小学校低学年の学級会とくらべても議事進行が滞って、そのお行儀が問われますよ。
独自行動で前回ロシアに行って、それがもとで維新から除名処分を受け、それが決定される前に自ら離党届を出したんですよね。
今回も、政府としては彼の独走したロシア訪問を苦々しく思っていたんでしょう。
林官房長官が（国民全般）に渡航を控えるようにとの談話を発表していましたっけ。
聞きません！聞きません！そんなこと‥笑
焼け石に水、馬の耳に念仏、あとちょっと憚られるのは 蛙の面に水（？）かな？
兎に角、ロシアのこととなると、この人はもう竜巻のように自分中心に渦を巻き上げ、自論を大声で発し、他者の意見など聞く耳を持たないご様子です。
もっと、静かに発言して、説得力のある話方をなされば、もう少し議論も発展していくと思うのですが、なんと若手アナウンサー氏の説明の時にも割り込む始末。それに対してつい出てしまったたアナウンサー氏の辟易した表情。あとで、彼は注意されたのでしょうか？
でもあれは仕方がないですよね。とんでもなく、扱いにくい御仁なんですから。
面白かったのは、元外交官のM氏が、目線を下げ、まるで能面のような無表情を決め込んでいらしたこと。爆笑でした。
この方も、元官僚なので、ご自身の立ち位置はよくご存じのはず。
こういう場合は、能面氏になるのが一番ってわかっていらっしゃたんでしょうね。
しかし、つらつら考えるに、鈴木氏は一方的に非難されるべきではないかもしれませんね。その討論姿勢はひとまず置いといて、こういう人はひょっとして外交においては
あだ花のようであっても、なんらかの意味を持つ人なのかも知れないと考えてしまいました。外交は正義や善悪を超えて、国益という一点で考えるものだとしたら、３６０度
全方位の視点は設置しておく必要があるのかもしれません。
いえ、私は鈴木氏に肩入れしているのではありませんよ。
ただ、外交というのはあくまで人間がするもので、そこには胡散臭い駆け引きが常に
付きまとっているものだと思うからです。
人間社会の重いしがらみから、ようやく足を洗えたような私が、こういうのも無責任ですがあえて申し上げるなら、やっぱり国家は国益を優先するならこんなふうな役者さんも必要なようですね。
生意気言ってすみません。m(__)m