ジムにて | 最後の呟き壺

最後の呟き壺

あと何年生きるかわからないけれど、今を楽しんで生きるつもりです。その時々の思いを忘れないように記録しています。

これは老女の備忘録として書いています。


9月から5年間脱会していたスポーツジムに再び通い始めました。
体調も少し良くなって、なにより身体を動かしたいという意欲が出てきたことが主な理由です。
家からほど近い場所にあって、プールも大小2つあります。
ここで平均週2日、30分のマシントレーニングと、30~60分のアクアウォーキングをやっています。
以前、11年間通っていたので、顔見知りが大勢います。
そこで、ジャグジーなんかに浸かっていると、自然と会話するようになりました。
コロナ下で、本来なら沈黙すべきところなんでしょうが、マスクをかけて話すことがあります。そこで話したことは、殆どなにも残りません。昨日の今日ですっかり忘れてしまうことばかり。でも、こういうことって、大切かもしれません。長いコロナ下で、人との交わりが極端に減ってしまった昨今、ジムは大切な社交場になっているのかもしれません。でも、社交場とはいっても、とんでもないこともありました。

実は、このジムで、以前見聞きしたことがあって、今もその時の人物が居たということにはビックリしました。

あるシニア男性なんですが、スイミングのクラスで、ひときは目立つ男性でした。
異様に高い、大きな声で、だれかれ構わず挨拶するのです。
「~さん、オハヨウ!!」 「○○ちゃ~ん、おげんき~?」とこんな調子。
気色悪いの一言でした。

でも、一部のシニア女性達(おばあさん連中)からは大人気で、彼を囲んでひとグループができていたようでした。いつも彼らがいるその場所だけ異様に盛り上がっていて、違和感たっぷりでした。ある時など、私がコース内で泳いでいたのですが、対面水泳中、中央を少しはみ出したようなのです。すると、何の関係もない、そこの数人のお婆さんからひどく叱られた覚えがあります。それ以来こわいので、時間をずらしたり、違うプールで泳いだりしてて、なるべくそのグループの人達とは関わらないようにしていました。

すべての元凶はこの男でした。人気者となっていた男は、なにか目につくこと、気に入らないことがあると、それを仲間内に話して、結束を固めていたのです。
私は、その男の挨拶を、わざと聞かないふりをして無視し続けていたせいでしょう。
虫唾が走るとは、その男のことをいいます。でも、ある時、この男の性格と行動の悪さが暴かれました。それは、30代の女性が、ある日突然、ジムを去ったことからわかったのです。私はたまたま、その場面に遭遇したので、知ってしまいました。

家のほうに商店街があり、その中の老舗の女将さんという人がジムに来ていて、実にさっぱりしたきっぷのいい性格の人なのです。この人と例の男が、受付脇のコーナーで、なにやら揉めていました。
その男からのしつこいストーカー行為がいやで、若い女性がジムを辞めたと、女将さんが男に責め寄っていたのです。やっぱり、癖の悪い男だったのです。「いやー、僕はそんなことしてませんよ~!!」という声が聞こえてきました。
してましたよ!!こいつはだれかれ構わず声かけて、ジムをナンパの場所だとおもっていた節があります。じゃあ、取り巻きのおばあさんと仲良くすればいいものを、分不相応、高望みして、若い可愛い女性を狙ったんですね。私は問いつめる女将さんに心の中で拍手喝采していました。

その後、すぐに体調を崩して、私自身がジムを脱会してしまったので、その男がどうなったかは知りませんでした。
ところが、再入会してみると、ちゃっかり”そいつ’’(今、思い出すとどんどん不愉快になってくるのでとうとう、”そいつ’’になってしまいます。)がいたのです。
ただし、以前のように(ご威光)はなく、周りにファンもいないようです。
甲高い声もすっかり鳴りを潜め、隅っこでトレーニングをしているようですが、相変わらず男性と話すことはなく、女性とばかりぼそぼそはなしています。

絶対近寄らず、目を合わせることも無くすごしています。
本当にどこにでもこんな下司な男っているんですね。