経理の仕事というのは、数字を扱っているので全てを論理的に考えるかというとそうでもないんですね。


私が、何度かいろいろなところで書いていますブルースリーの名言「考えるな。感じろ。」を変えて、


   「考える前に感じろ。」


これが、結構、大事なんですね。


例えば、皆さんが持ってくる原価表の粗利益を見て、計算する前に感覚的にどうなのかを見ます。


『“計算する”(考える)前に“感覚的に見る”(感じる)』ということですね。


どういうことかというと、


売上単価に対して、入っているFEさんのメンバーを見れば、


「これでは、厳しいだろうな」とか「結構、粗利取れてるんじゃないかな」というようにです。


これは、皆さんでも充分できる内容です。


しかし、とりあえずチェック項目だけをチェックしてくるだけなので気が付かないんですね。


ですから、皆さんも感覚を大事にしてみてください。


経理は、多くの数字を扱うので、まずは、感覚的におかしいところがないのかを探すんですね。


それから細部へ見に行くということをしています。


まずは、感覚、詰めは、論理的にです。


皆さんも上手く「考える前に感じろ。」を使って仕事をしていきましょう。




やっと、終わりが近づいてきた決算。


決算の最後は、決算報告書を税務署と都税事務所に提出して法人税、消費税の納付をすること。


この法人税、消費税の計算は、顧問税理士に任せていますので私は、何もしません。


それは、非常に面倒な書類の作成をしないといけないんです。


私も勉強して少しは、わかるようになりましたが、さすがにまだできるところまでいっていません。


なぜ、そんなに大変なのか?


簡単に言えば、法人税は、“利益”に対して税率をかけるだけなのですが、


実は、“利益”に税率をかけるのではなく“所得”に対して税率をかけるんですね。


「え、所得?」と思った人が多いのではないでしょうか?


会計的利益と税務的利益が、一致しないため“利益”ではなく“所得”と言っています。


どういうことかというと、


たとえば、交際費というのは、会計的には、経費ですが、


税務的には、無駄遣いと考えられ、利益が減り税金も減ってしまうため経費として認められないんですね。(中小企業は、一部認められています)


  売上 100 経費 70 利益 30
  経費の内交際費分10の場合
  経費が60となってしまい 利益(所得)40


このように経理的考えと税務的考えに乖離があるため、会計的に利益を計算した後に税務的な所得を計算し直す作業があるんです。


このような作業を経て法人税を計算して納めるとやっと決算が終わります。


その期日は、11月決算の会社では、2か月後の1月末日です。


経理は、これでやっとすべての気持ちを今期へ向けることができるようになります。


それでは、また。


久々のブログ更新となりました。


今回は、皆さんも1度は、聞いたことのある「減価償却(げんかしょうきゃく)」について。


決算では、この減価償却費を計算するのですが、その話をする前に資産のことを話さないといけません。


そこで、皆さんに身近な減価償却の必要な資産とはどんなものか?


コピー機(リースではなく買っています)、


ソフトウェア(キャスナビもそうです)、


パソコン(ほとんど資産にはなっていませんが・・・)


というところでしょうか。


これらは、長い間会社に貢献してくれるものとして経費にしないで“資産”として扱います。


売上 - 経費 = 利益


この計算の中に入らないんですね。


決算では、1年間の実績としてどれくらい儲かったか(利益を出したか)?を計算するわけですが、


上記のような資産は、1年間だけでなく複数年間活躍してくれるので、買った年の経費にするのはおかしいだろうということです。


しかし、永遠に使えるわけではないので、それぞれにおいて、


「これくらいは使えるだろう。」という基準(耐用年数(たいようねんすう))が決まっていて、


その期間に割り振って経費にすることを減価償却費と言います。


例えば、12万円でパソコンを買った場合、耐用年数は、3年間となっていますので、


毎年4万円が減価償却費として経費になるわけです。


(正確には、細かいルールがありますので「こんな考え方なのか」ということで理解してください。)


このように資産に計上してあるものの減価償却費を計算することも決算でやることのひとつです。


この減価償却費の考え方がわかると貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)の繋がりの一部がわかってくるので面白くなってきますよ。


関心を持った人は、調べてみてください。