お爺さんは海へ水汲みに~Express Way | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

5月に入ってゴールデンウィークも半ばになりました。

バイト先も昨日から休み。

今日は天気も良いので、2月に観に行った兵庫県明石市の松江海岸に、サーフィン発電のスーパー電極の実験用の海水を汲みに行きました。

 

前回は懐かしさもあって、神戸の街中を抜けて一般道をゆっくりと走って行きました。

 

今回は、今後にこの場所に何度も訪れることを想定して、最速ルートを探って走ってみました。

 

迷路のような大山崎ICから名神高速に入った後は新名神→六甲北有料道路→阪神高速7号線と走り抜けて約2時間で到着しました。

 

部分開通している新名神高速道路は、三重県、滋賀県、京都府の部分は走ったことがありますが、大阪府北部の部分を走るのは初めてでした。

 

なかなか快適でよい道ができつつあると感じました。

 

休息のために茨木千提寺PAに立ち寄りました。

 

ここのPAはドライブ中の健康維持のためのいろいろな設備が用意されていて、なかなか良い感じでした。

 

自宅を9時前に出発して11時には無事に松江公園横の駐車場に到着しました。

 

ゴールデンウィーク中にも関わらず、渋滞に巻き込まれることもほとんどなく、快適なドライブでした。

 

海岸ではデイキャンプを楽しむパーティーが何組かいましたが、まだまだ静かな海です。

 

この突堤で海水を採取しようと歩き始めたのですが、海藻で足を滑らせて着水。

 

なんと、手に持っていたコンデジを海水没して壊してしまいました。

 

リコレで購入した中古の安い奴でしたが、大ショックです。

 

今時コンデジを持ち歩いている人は少ないと思いますが、気になった波や海岸をさっと撮影するにはコンデジに勝るものはありません。

 

これからは海に入る機会も増えてきそうだし、頑張ってタフ仕様のカメラを買いたいです。

 

気を取り直して、突堤の根元の砂浜でペットボトルに海水を採取しました。

 

靴とズボンはずぶぬれになりましたが、これくらいは元より想定の範囲内。へっちゃらです。

 

 

 

持ち帰った海水は、スーパー電極の水素生成効率の定量的な考察に使います。

 

電極の構造は昨年の実験で大方決まりましたが、その時に使ったのは海水を模した食塩水。

 

より正確なデータを取得のためには、ミネラルたっぷりの実際の海水が必要です。

 

ところで、”スーパー電極”とは、高性能な電極との意味もありますが、真意はスーパーマーケットで揃うような素材でも作れる安い電極という意味です。

 

再生可能エネルギーの利用というと、とかく効率が悪いだの、補助金頼みだのとの批判がありますが、サーフィン発電は究極の経済効率を目指しているので、そのようなことは当てはまりません。

 

お金をかけない...お金がない...お金がないなら頭を使え!!

 

と、逆転の発想で取り組んでいます。

 

まだまだ静かな明石の海岸でしたが、もうすぐすると賑やかな夏がやって来ますね。