定点観測~その3 Ret It Be | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

久しぶりの東京・横浜観光ツアー・シリーズの最終回です。

 

このブログを更新したころ、臨港パークの裏手にあるパシフィコ横浜ではちょうどPhoto Mask Japan (PMJ) 2024が開催されています。

 

フォトマスクというのは、ウエハーに回路を転写するときの原板となる部材で、半導体の製造に必須のものです。

 

今年は、日本政府が半導体製造の復興を目指して多額の資金をつぎ込んでいるせいもあり、PMJも大変な盛況のようです。

20年前の愛弟子からは”ブランケット (宴会) だけでも参加しませんか?”と誘われましたが、高いから無理です。

 

私の今のひと月のバイト代では、”会議参加費+ブランケット代”も出ないもんね。

 

自分のことはさておき、以前から気になることが一つ。

経済産業省の施策とか、某公共放送の番組とか、半導体のこと教えてやるやるぜYoutuberのコンテンツとか観てるけど、フォトマスクのこと取り上げるの、寂しすぎない???

 

少なくとも私は、この25年間、半導体の進歩のKey Technologyとなってきたのは、フォトマスクとそれを製造するためのResolution Enhancement Technology (RET)だと思っています。RETを語ることなくして、先端半導体を語ることなかれです。(分からない人は今流行の生成AIに尋ねてみてくだい。)

 

まあ、落ちこぼれの私は、RETの興奮を、光の波から海の波に持ち込もうと毎日クルマを洗いながら頑張っていますが、PMJ参加の皆様には是非とも頑張って、フォトマスクとRETにもっと陽が当たるよう、メジャーにしてもらいたいものです。

 

 

さて、4月3日、バイト先の労働組合主催の東京ツアー2日目。私は、スカイツリーが真正面に見える錦糸町のホテルからスタートです。

 

JR錦糸町の駅から電車に乗ってやって来たのは逗子の海岸。

臨港パークについで、2番目に多く波を観てきた定点観測ポイントです。

 

この日はあいにくの小雨模様の天気で、海岸にはほとんど人がいませんでした。

 

でも、その方がゆっくり波を観察できて良かったです。

波の見え方も、波音の聞こえ方も以前と変わらず、問題なしでした。

 

その後は、京急の逗子・葉山駅から、上大岡へと向かいました。

この日は金沢八景駅での信号トラブルの影響で、ダイヤが乱れていました。

 

逗子・葉山駅では、運転手と車掌が一生懸命移動して前と後ろの交代をしていました。

 

こうして、”逝っとけダイヤ”は運営されているんだなぁ。

 

上大岡駅は10年以上暮らした、懐かしい街です。

 

この後は、2年前に勤めていた、横浜トヨペットの南店を訪問して、昔の同僚と歓談してきました。

現在は社名も変わり、仮店舗から新しい店舗に移り、職場環境は前とはすっかり変わりました。

でも、その場にいても、何の違和感もなく溶け込んでしまうのが私の特徴でした。

 

昼休みの時間に友人と少し話し込んだ後は、雨の上がった横浜の街を徘徊しながら、横浜駅へと向かいました。

 

最後に立ち寄ったのは日産の本社のギャラリー。

ここでも、何の違和感もなく、展示車両を見学してきました。

 

箱スカGT-Rが展示した会ったのが一番の喜びでした。

ハードトップは何回か観ているけど、セダンのGT-Rを観たのは、今回が初めてでした。

 

その後は、東京駅からのぞみに乗って、無事に家に帰りました。

 

今回の旅行の自分へのお土産は崎陽軒のシューマイ弁当。

 

このシューマイ弁当は、サラリーマン時代の出張の際に新幹線の中でよく食べていました。

懐かしい味ですが、レンチンして暖かいお弁当で食べるのは今回が初めて。

 

味は、美味しかったけど、やっぱり崎陽軒のシューマイ弁当は冷えている方が、自分の舌になじんでいると感じました。

 

おしまい。