光るルーミー君へ | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

今年は大変な幕開けとなりました。

地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りしています。

 

私は、昨年の暮れに老体に鞭打ってバイトに励んだこともあって、お正月休みが終わった1月8日から3日間、お休みをいただくことができました。

 

昨年の暮れに12年ぶりに自分のクルマを手に入れたので、正月休みが終わった平日にゆっくりとドライブに行っておいでというバイト先での計らいです。

 

ありがたいことです。でも、直前まで1月8日(月)が成人の日で祝日であることを、誰も気にかけていなかったところなんかは、この商売ならでわです。

 

横浜に住んでいた時は、臨港パークが自分の庭であり、ひょっとしたら寝床になるかも知れないと思っていた私は、週に2日はどこかしらの海岸に出没して、波を眺めていました。

 

ところが、枚方(大阪府)に来てからはなかなか海を観に行く機会がありませんでした。そこで、愛車のルーミーに乗って伊勢志摩の二見ヶ浦から、和歌山県の新宮までドライブを楽しんできました。

 

こちらが行きのルートマップです。

 

朝の7時に自宅を出発して、京都府八幡市から山手幹線(東京にも山手通りという通りがありますが、似たような通りです)を南下し、同志社大学のキャンパスを過ぎたあたりで、左折して木津川を渡って、国道24号線に出て、南下。木津市で、国道163号線に入り、三重県を目指しました。

 

津市で、国道23号線に乗り、さらに南下。午前11時過ぎに夫婦岩のある二見ヶ浦に到着。約1年半ぶりの波を満喫しました。

 

その後は、県道22号線のワインディングロードの走りを楽しみながら志摩半島を北から南に縦断、国道260号線を走りながらリアス式海岸の景色を楽しみ、海辺の道の駅をハシゴしながら国道42号線を南下、和歌山県に入って、新宮市の王子ヶ浜で波を観てきました。

 

帰りは、伊勢自動車道を北上して、新名神、京滋バイパスと高速道路を走って夜の8時ちょうどに無事に自宅に戻って来ました。

時間にして13時間、距離は約540キロの充実したドライブとなりました。

 

 

 

 

 

最初の休憩値は、国道163号線にある道の駅「お茶の京都みなみやましろ村」です。

山間の広々としたとても気持ちの良い道の駅でした。

9時を過ぎていましたが、気温は3℃、まだまだ寒いです。

 

 

途中で給油して、正午前に二見ヶ浦に到着しました。

 

約1年と半年ぶりの生の海岸です。

波の形は頭の中や動画ファイルにいろいろあるとは言え、やっぱり生で観察をしないと創造力も低下してきます。

 

ここの海岸に来るのは、小学生の時の修学旅行依頼です。

これから何度も一緒に海にやって来るであろう、相棒もいたって元気です。

 

波を見に堤防の上に上がると、そこにはいきなりサーフィン発電の土台が構築されていました??

 

狭い範囲を堤防で区切り、底をコンクリートのブロックで平滑にすると、砕波が次々と押し寄せて来るのはセオリー通り。でも、何のためにこうなっているのでしょうか?

 

二見ヶ浦と言えば、この夫婦岩がシンボルですね。

二見興玉神社には、参拝客が大勢訪れていました。

私も、ここで初もうでをしました。

 

お参りを済ませた後に、

夫婦岩をバックに自撮りをしたのですが、自分の顔が邪魔で二つの岩を一緒に写すことができませんでした。

 

次に志摩半島の南岸へと向かったのですが、ナビが選択したルートは県道22号線を南下して、国道260号線に合流するルートです。

 

ナビ任せの選択でしたが、これが正解でした。

山地を貫く県道は全線2車線で綺麗に整備されていて、適度なカーブが続き、楽しいワイディングロードです。

 

国道260号線に出てからは、リアス式海岸に沿って西に向かいました。運転しているのでゆっくりは観れないのだけど、時折左手に深く入り組んんだ湾の景色が楽しめます。

真っすぐに伸びる海岸線とは海の景色も違います。

 

260号線の途中にある道の駅「紀伊長島マンボウ」に立ち寄りです。

 

駐車場に隣接して、静かな入り江があり、護岸の公園にはベンチもあって、ゆっくりコーヒーを飲むのによさそうです。

 

国道260号線を西に進んでゆくと、国道42号線に合流します。国道42号線は紀勢自動車にもつながっていて熊野市の終点までは無料で利用できるので、今回は紀勢自動車道を利用しました。

 

熊野からは海岸沿いを国道42号線を南下しました。

この辺りの海岸は長くて広くて大きな砂浜が続きます。

太平洋が広がり、眺めが最高です。

 

道路の途中には道の駅が3つ「熊野・花の窟」、「パーク七里御浜」、「紀宝町ウミガメ公園」と短い距離で並んでいます。

これ等の道の駅をハシゴして海岸を楽しみながら進んでゆきました。

 

JRで熊野まで来て、新宮まで海岸線を歩くのも楽しそうです。

 

午後3時半に本日の最終目的地、王子ヶ浜に到着しました。

 

JRの紀勢本線を間に挟んで、高台の駐車場から見る太平洋はどこまでも広い海でした。

 

海岸に降りてきました。

こちらは南西側。向こうに見える岬は、太地町でしょうか?

 

反対方向の北東側です。

遠くに志摩半島がかすんで見えます。

 

目の前には広い広い太平洋。

 

そして、広い砂浜が広がります。

波の音もとても気持ちが良いです。

ここがすっかり好きになりました。

 

ずっと海を眺めていたかったのですが、帰り道も長いので30分ほどで帰ることにしました。

波の形を頭の中に保存して、気分も爽快。

 

駐車場に戻ってくると、傾きかけた陽の光を浴びて、ルーミー君が「光る君へ」となっていました。

 

自宅に帰った際の燃費です。

伊勢市で途中給油したので全行程ではありませんが410km走って、平均燃費が19.6km/lでした。

 

道路は渋滞がほとんどなく、時間ににしてワイディング+一般国道走行時間と、高速道路の走行時間が同じくらい。距離にして高速道路が約2倍くらいです。

エンジンは排気量1Lでインタークラー付きターボです。

車重量が1,110Kgあって、背の高いミニバンタイプの車体を考えるとなかなか好燃費だと思いました。

 

走りに関しても大満足でした。

ターボ車なのできびきび走るし、踏み始めの効きが弱いと言われるブレーキと、コーナーで挙動変化が出やすいと言われるサスペンションも、スムースにコーナーを駆け抜けてゆく際には扱いやすい設定だと思いました。

 

でも、後で見るとフロントスカートにキスマークが付いていました(泣)。

 

のんびり安全運転が何よりです。