京都から奈良へ歩きつなぎの旅40~一休寺 | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

 以前から訪れることを楽しみにしていた、「酬恩庵 一休寺」にやって来ました。

 

 一休さんこと一休禅師は、テレビアニメやとんち話でご存知の方も多いと思います。

 

 戦争によって荒れていたお寺を、一休禅師が再興して、酬恩庵と名付けられたそうです。1455年くらいの話だそうです。

 

 総門(表門)を入ってすぐ右手に、境内の全体を書いた案内板があります。

 

 そこから緩やかな石畳の坂道を上った先に、”料金所”があります。

 大人は一人500円です。

 

 訪れたのが少し遅かったために、境内の紅葉は大半が枯れ落ちていてます。

 でも、落ち葉が庭に絨毯のように敷き詰められていて、これはこれで風情があります。

 

 右手の門を入ったところに、方丈という、接客や仏事を行う建物があります。

 

 方丈は建物の中に入ることができ、縁側から枯山水の庭園を観ることができます。

 

 そして、建物の周囲を巡ってる縁側の上を歩いて四方の庭を見て廻ることができます。

 

 縁側に腰をおろして、枯山水のお庭をゆっくり見ている人もいました。

 

 こんな、古風な縁側を歩くなんて、初めての経験かも知れません。

 

 じわっとした嬉しさがこみ上げてきます。

 

 椿の花が咲き始めていました。

 

 こちらの奥に見える建物は本堂です。

 

 本堂を出て、境内の散策路を進んでゆくと、一休禅師の銅像があります。

 

 その先にあるのは若いころの一休さんの銅像です。

 銅像そのものも比較的新しそうです。

 頭がつるつる。

 

 一休寺だけあって、いろんなところにユーモアが顔を出します。

 

 この石像の顔は、見ているだけで楽しくなってきます。

 

 木魚を抱いて寝ている一休さんでしょう。

 人気者のようで、たくさんお賽銭が置かれています。

 

 もう一度、紅葉が敷き詰められた庭を眺めて、一休寺を後にしました。