京奈和自動車道の料金所が見えてきました。
京奈和自動車道の橋にくっついている側道を目指して、トンネルの手前を左に歩いて行きました。
京奈和自動車道の側道が近づいてきました。
手前に案内板があります。
何やら、思っていたよりも凝った作りの側道のようです。
道路区分が書いてあります。
一番右が排気量125cc以下のバイク、真ん中が自転車、そして、左側が歩行者となっています。それぞれの走行区分は赤、青、黄色と色分けされています。
早速、側道に入って行きました。
走行区分は金属製のガードレールできっちりと分けられています。
歩行者と自転車は、両方向共に通行可能ですが、バイクは一般道と同じで、左側通行のみになっています。
前に進むにつれて、ぐんぐん高くなってゆきます。
少し行くと、河川敷に大きなグラウンドがあり、野球の試合をしていました。この高さと角度から見下ろす野球の試合は、横浜スタジアムで見るよりも迫力を感じます。
グラウンドを過ぎると、川の流れの部分に入って来ました。
この辺り、かなり高さを感じます。
高所恐怖症の人は、ちょっと歩いていて怖くなるかもしれません。
そんなときは、この橋は一休寺に向かう道だと思い出してください。
「このはし、わたるべからず。」
そうです、橋の真ん中よりを歩けば良いのです。
木津川の流れです。
ゆったりと流れる綺麗な川です。
子供の頃に見た木津川は、その頃の他の多くの河川と同じように、公害で汚れていました。いつも、何か塗料を流したような濃い色をしていた記憶があります。
そのころと比べると、本当にきれいになりました。
川の堤防を過ぎて、坂を下ってゆくと、本線と別れて田辺北出口の料金所ある所に降りてきました。
仕事柄、私はいつもETCカードを持っているので、急に料金所が現れても、心配ありません。
ETCカードの差込口を探しながら歩いて行きました。
”側道に料金所なんてあるわけないだろう・・・。”
そう思った、あなた!! 甘い。甘すぎる。
この道は有料道路専業の、NEXCO西日本が管轄する道路です。
”お金のない奴 とおしゃせん~♪”
ちゃんと、監視カメラ付きの料金箱が待ち構えています。
でも、歩行者だけは無料で通れるようです。
料金箱が見当たりませんでした。
ちなみに、バイクと自転車の通行料は10円です。
おつりは出ないようなので、10円玉を忘れず持参してください。
財布の中に10円玉が無かった場合、どうするのだろう?
木津川を渡った後は、街の中を交通量の多い幹線道路や、静かな住宅街を、適当に歩いて、一休寺がある山の近くまでやって来ました。
田んぼの中の道を進んでゆくと、線路がありました。
この線路はJR学研都市線です。
昔は、片町線といって、随分と後の方までSLが走っていました。C11だったかな?
線路の下を潜り抜けて歩いていると、電車がやって来ました。
今日の帰りはあの電車に乗ろうと思いました。
午後1時前、一休寺こと酬恩庵に到着しました。
アニメとトンチ話で有名な一休禅師、ゆかりのお寺です。