京都から奈良へ歩きつなぎの旅38~木津川 | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

 京都から奈良への歩きつなぎのてくてく旅10日目は12月3日・土曜日に、近鉄京都線富野荘駅から出発しました。

 

 12月に入って、季節は冬。ここまでほぼ予定通りのペースで進んできました。これからしばらく、木津川流域の旅となります。

 

 先ずは駅を出て南に歩き木津川の堤防に出ました。堤防の上を北西に歩いて京奈和自動車道の側道の歩道を通って、木津川を超えました。

 

 そして、「とんちの一休さん」で有名な、一休寺こと[酬恩庵 一休寺]に参拝しました。その後、新田辺駅に立ち寄り、防賀川公園でお昼休みして、興戸駅、三山木駅まで歩きました。

 

 午前11時20分、普通電車で、富野荘駅に到着しました。

 

 前回に乗車した時とは反対側の、西側の出口に出ました。

 この日もまずまずの天候に恵まれました。

 

 静かな住宅街を南に歩いて行くと、いつも電車の窓から見ている、堤防沿いの公園に到着しました。

 

 公園の奥には堤防の上へと続く、階段があります。

 周囲にはすっかり葉を落とした桜の木が植えられています。

 

 堤防の上に出ました。

 広々とした河川敷を見渡すことができます。

 「木津川」の文字の下には”大阪まで47km”と書いてあります。南から流れてきた木津川は、この先、北西に流れて行き、八幡市で宇治川、桂川と合流して淀川となり、大阪湾に到達します。

 

 左側には、近鉄京都線の長い鉄橋が見えます。

 しかし、この付近に歩いて渡れる橋はありません。

 

 奈良方面に向かうのであれば、南東方向に3kmほど歩いたところにある、国道307号線の山城大橋を渡るのが順当なルートです。

 

 でも、この日は一休寺を訪れることを決めていたので、逆方向の北西に2kmほど進んだところに架かっている、京奈和自動車道の側道を渡ることにしました。

 

 堤防の上は広いアスファルトの道が続いています。

 

 こんなに広い道でも、ところどころを除いては、歩行者と自転車のための道路なのが、嬉しいです。

 

 特に自転車で走れば、この道はハイウエイでしょう。

 

 木津川の職場で聴いた話によると、この道は木津川市から京都市まで続いているようです。

 

 京奈和自動車道に近づいてきました。自動車道に付随している側道にアプローチするために、一旦、木津川の堤防を離れて進んでゆきました。

 

 前方に神社が見えてきました。

 水主神社です。

 

 広い田んぼの中にある、地元の氏神様でしょう。

 まっすぐに続く参道と、二つ重なって見える鳥居。

 奥に山のように広がる神社の杜。

 始めてきたのに、懐かしさがこみ上げてくるような風景です。

 

 絵にかいたような里山の風景です。

 

 神社の杜の中に入って行きましたが、残念ながら、本殿へ続く扉は閉められていました。

 格子戸の手前から参拝を済ませました。

 

 参拝を済ませた後は、参道を戻って、神社の北側の道を回り込むように歩いて、京奈和自動車道へと向かいました。